高齢者の交通事故が多く報道されたりして、高齢者教習について気になる方も多いのでは、と思います。
寄る年波には勝てないといいますが、高齢になると運転は本当に危ないものです。
人口に対しての割合もどんどん増えていますので、高齢者の事故には関心が高まっています。
高齢者の交通事故は多いのか
70歳代の運転者の事故率と、20歳代の運転者の事故率がほぼ同じだそうですが、
これを見ても、高齢者の事故というのはとても多いということがわかります。
が、ある意味そう思うのはマジックで、高齢者の割合が多くなっているのですから、
高齢者による事故が多くなって当然ですね。
ですから、高齢者だからこんな種類の事故が増える、ということではなくて、交通事故というのは以下のようなことが原因で起こるのは、年齢問わず同じです。
- 信号無視
- 横断禁止場所を横断
- 自転車乗用中の一時停止標識の無視
これらは高齢者にも多いですが、交通事故全般の原因になることです。
高齢者の運転教習の内容
高齢者講習は70歳から74歳までの方の免許更新のために行われます。
高齢者講習を受講しないと免許証の更新ができなくなっています。
講習を受けることが出来るのは、更新期間満了日(誕生日の1か月後の日)の6ヶ月前から更新期間満了日までの間です。
講習は予約制なので、直接電話をして申し込みます。
講習名と
費用 |
所要時間 | 内容 |
高齢者講習
5,600円 |
3時間 | 座学30分
運転適性検査60分 討議(実車の反省検討)30分 |
高齢者講習(小型特殊免許)
2,250円 |
1時間半 | 座学30分
運転適性検査60分 |
シニア運転講習
5,600円 |
3時間以上 | 座学30分以上
運転適性検査等60分以上 実車60分以上 討議(実車の反省検討)30分以上 |
チャレンジ講習
2,650円 |
30分 | 実車による試験30分 |
簡易講習(チャレンジ講習が70点以上の人のみ受講可)1,500円 | 1時間以上 | 座学30分以上
運転適性検査等30分以上 |
運転免許取得者教育
6,150~28,000円 |
3時間以上 | 座学60分以上
運転適性検査等60分以上 実車60分以上 |
※2017.3.12高齢者に関する交通安全対策についての規定が整備されます。
(警視庁のサイトに飛びます)
加齢により、認知機能が低下したりと、高齢者に関わる交通事情も厳しくなってきます。
臨時認知機能検査制度や臨時高齢者講習制度の新設、その他にも制度の見直しなどがあるようです。
今日は以上です。さいごまでお読み頂きありがとうございました。