私はリウマチを患っておりプレドニンという飲み薬が処方されています。
プレドニンの副作用のなかにムーンフェイスがあります。
これが、なってしまった本人にしか分からない辛さも有りまして、なんとか治らないものかといろいろと検索をしてみたりもするのですが・・・。
リウマチの治療のためにはどうしてもステロイドであるプレドニンが必要だと主治医に言われて何ヶ月もの間、毎日飲み続けております。
何ヶ月で済めばよいくらいで、何年も飲んでいる人だっています。
今日はこの薬を飲み続ける限りムーンフェイスからは逃れられないのか、というところを書いていきたいと思います。
内容
ステロイドは副作用もあるがリウマチの炎症には効くよい薬
ステロイドというのは、アトピー性皮膚炎の人の軟膏にも使われたりします。炎症を沈めるということは、要は免疫作用を調節しているということです。
自分を自分でやっつけてしまうくらい免疫作用が活発な人の中には、リウマチやアトピー性皮膚炎を患う人も少なくありません。
花粉症も免疫作用が強めの人に発症するようで、ステロイドを注射するという治療法もあります。
とても強い炎症反応が、ステロイドを使うことにより静まり、痛くてしかたなかった人もステロイドのお陰で踊れるくらいに痛みが亡くなった事例を聞いたこともあります。
ステロイドの効果がそれほどまでに絶大である限り、辛い症状を早く沈めたいときには特効薬です。
副作用はムーンフェイス以外にもある
中心性肥満といって、身体の真ん中に脂肪が付きやすい傾向になるとか、
野牛肩といって、首の付け根から肩にかけてが盛り上がって脂肪がつくようになるなどです。
やはり、これらも女性にはキツいですね。
太った、というだけでも本人的には結構辛いものですが、薬の副作用で顔が丸く膨れ、肩が盛り上がり、身体の中心に脂肪が・・・、これってなんとかしたくもなりますよね。
見た目の変化というのは、久しぶりに会った友人にも指摘されますし、自分でも毎日のように鏡を見て変化をわかっていて、その自覚そのものが辛かったりもします。
顔が最初からそうだった、と思えばいいのかもしれないな~と諦めの境地でもあります。
ムーンフェイスになる原因はなんだ?
知人全員に「私はステロイドを飲んでいるので。」って説明するわけではないので、こちらが気にすればするほど「なんでこんなに顔が丸いの?」って思われてるんじゃないか、って勝手に思ってしまう今日このごろ・・・。
なんでこうなるんだろう、原因は何なんだろう?ってほんと、思います。
でも特効薬であるステロイドを恨んではいけません。笑
そのメカニズムを知って、少しでもステロイドさんを認めてあげたいと思います。
ステロイドは体内でも作られている?
この成分は人間の身体にもともとある、というか作られている物質なんです。
ステロイドというのはホルモンで、副腎で作られています。
副腎は副腎皮質(皮質っていうのは外側)と副腎髄質(髄質は内側)からなっていて、
副腎皮質からは何種類かホルモンが分泌されていて、そのなかには鉱質コルチコイドというホルモンがあって、それはナトリウムとかカリウムの制御によって血圧や血液量を調節しています。
そして、副腎皮質からはコルチゾールも分泌されていて、これが糖の代謝や血糖の調整、そして炎症の制御をしています。
このコルチゾールがステロイドなんです。
コルチゾールが炎症を鎮めてくれるものですから、ステロイドも炎症を鎮める働きをします。
副腎皮質でみずから作り出しているはずのコルチゾールを外からも入れることによってバランスが狂って、糖の代謝が調整しづらくなるのですね。
部分的に脂肪がついてしまったりするのも、バランスを崩した結果なんですね。
ムーンフェイスにならない方法はあるか
私の個人的な経験からの推察としては、
ホルモンが流れずに滞るのは、バランスを崩す原因にもなるので、ホルモンをちゃんと体中に巡らせてあげたいと思います。
ホルモンはリンパに乗って移動しますから、リンパを流すのがよいでしょう。
リンパの流れって、案外遅くて、1分間で24cmほどしか移動していません。だから、リンパを流すんだと言って早いスピードでのマッサージは必要ありません。
しかもリンパは身体の表面を流れるので、グッと力を入れて流そうとしても流れません。
気持ちいい早さでやさしく、体の表面をスーッと撫でるようにするのが良いでしょう。
少しでも、こういったことがムーンフェイスなどの副作用を強く出てこさせない作用をしてくれうことを願っています。
ドクターの指導をよく聞いて、いろいろな角度から理解して、自分が納得いくように治療を受けていきたいものですね。
今日は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。