新宿御苑の秋はどんな花が見られるのか、その中でも珍しくてきれいな花はどれか、今日はそんなことをお届けします。
新宿御苑の秋はジュウガツザクラが見頃です
ジュウガツザクラ(十月桜)という木をご存知でしょうか?
冬桜とも呼ばれているこの木は、まさしく10月に花が咲きます。
バラ科の植物で、学名を Prunus × subhirtella cv. Autumnalis です。Prunusというのはサクラ属、subhirtellaはやや短い剛毛のある、という意味で、Autumnalisは秋咲きです。
Prunusの語源はPlumで、スモモです。
10月20日ごろから年明けまで咲いて、3月の20日ごろからまた咲くので、年に2回咲いてくれる花です。
写真を見て分かるとおり花びらが八重になっていて、とてもボリュームがあります。白っぽいピンクというのか、ピンクがかった白と言うべきか、という感じの色です。
季節外れのようにも思うかもしれませんが、秋にも桜を見られるのはとても素敵なことですね。
新宿御苑のバラ花壇は10月中旬からが見頃です
このバラは名前は「オリンピックファイアー」というので思わず写真を撮りました。2020年にも注目されるのではないでしょうか。
「プリンセスアイコ」という名前のバラです。敬宮愛子内親王の誕生を祝って付けられた名前だと判りますね。色がサーモンピンクでとても愛らしく、お花はたくさん付いていました。
バラの花壇の中にアツバキミガヨランも咲いていました。
アツバキミガヨランは剣のような形のまっすぐな葉が根本から広がって茂っていて、花茎も上に向かってまっすぐ伸びていてカッコイイな、と思いました。丈夫な植物であることや、「きみがよ」というのは目出度い感じがして良い名前ですね。
上の2枚の写真のバラはネームプレートに「殿堂入り」と書いてあります。香りの良いバラだというので、花に近づいて香ってみました。ほんとうにとても良い香りがしましたよ。
新宿御苑で食べるなら◯◯で買うお弁当
新宿御苑でお昼にお弁当を持っていって食べるなら、家で作ってもいいのですが、近くにおすすめするお弁当が買える場所があります。
それは、伊勢丹の地下です。御苑から5分ほどなので便利ですよ。
私も今回ここで買って持っていきました。
外でお弁当を食べるには気温がちょうどよかったです。秋の行楽にはやはりお弁当は欠かせませんね。
デパ地下のお弁当、おすすめです。
新宿御苑の中から見える新宿のビルたち
新宿御苑の中からは新宿のビル群がチラホラ見えます。
とくに形に特徴のあるドコモの建物はこんなふうに見えました。
他の場所からも首都医校などが見えました。
(下の写真左の方)
都会の喧騒の中にある公園だなんて勘違いしそうな場所にあるのですが、実際に入って中を歩いてみると、マイナスイオンに包まれているかのように、とても清々しい気持ちになって、癒やされました。
車の音なども聞こえなかったですし、静かで広々していて、とても気に入ってしまいました。
今回「新宿門」から入って、帰りは「千駄ヶ谷門」から出たのですが、JR千駄ヶ谷駅の近くに素敵なカフェがあるのでご紹介しておきます。
帰りにちょっと寄るのにはとてもおすすめです。
早稲田、品川、虎ノ門にもあるグッドモーニングカフェというお店ですが、オシャレで気軽に立ち寄れるカフェでありながら、コーヒーもアルコールもハンバーガーも美味しくて、店員さんもフレンドリーで、すてきなところですよ。
場所は、東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1 東京体育館プール棟。
こちらは私が注文したカフェモカです。アートがすてきですね。
今日は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。