英語試験の攻略法|長文読解・文法・語彙の得点術
英語の試験は長文読解・文法・語彙・リスニングなど複数のセクションで構成されることが多く、それぞ��に異なる攻略法が存在します。ここでは主に筆記試験(長文読解・文法・語彙)のセクションに焦点を当てて、得点を最大化する戦略を解説します。
全体の時間配分
配点に応じた時間の割り振り
まず各セクションの配点を確認し、配点が大きいセクションに多��の時間を割り当てます。一般的に長文読解の配点が最も大きいため、文法問題で時間を使いすぎないことが重要です。
| セクション | 時間配分の目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 文法・語彙 | 全体の25%程度 | 1問あたりの所要時間が短い |
| 長文読解 | 全体の60%程度 | 配点が大きく、読む時間が必要 |
| 見直し | 全体の15%程度 | ケアレスミスの防止 |
解く順番
得意なセクションから解く方法と、配点の高いセクションから解く方法があります。どちらが合うかは人によって異なりますが、長文読解を後回しにして時間が足りなくなるリスクは避けるべきです。
長文読解の攻略
パラグラフリーディング
長文を一文ずつ訳しながら読むのではなく、段落ごとに大意をつかむ読み方です。各段落のトピックセンテンス(多くは段落の冒頭)に注目し、段落の役割を把握しながら読み進めます。
設問を先に読む
本文を読む前に設問を確認しておくと、読むべきポイントが明確になります。特に「第3段落で筆者が主張していることは何か」のような設問は、該当段落を重点的に読む手がかりになります。
未知の単語への対処
知らない単語が出てきても、前後の文脈から意味を推測できることがあります。
- 前後の対比表現から反対の意味を推測する
- 同格や言い換えの表現から意味を特定する
- 接頭辞・接尾辞から語の構造を分析する
- 全く推測できない場合は飛ばして全体の理解を優先する
選択肢の吟味
長文読解の選択肢には典型的な罠があります。
- 本文の一部だけを切り取った不完全な選択肢
- 本文にある単語を使っているが意味が異なる選択肢
- 一般論としては正しいが本文の主張とは異なる選択肢
- 「すべて」「常に」といった極端な表現を含む選択肢
文法問題の攻略
頻出の文法項目
英語の試験で頻出の文法項目を優先的に押さえましょう。
- 時制の一致と不一致
- 関係代名詞と関係副詞の使い分け
- 仮定法過去と仮定法過去完了
- 分詞構文
- 比較表現
空所補充問題の解き方
- 空所の前後をよく読み、文の構造を把握する
- 空所に入る品詞を特定する(名詞、動詞、形容詞など)
- 品詞が合う選択肢に絞る
- 意味の通る選択肢を選ぶ
並び替え問題のコツ
- まず主語と動詞のセットを見つける
- 前置詞と名詞のかたまりを作る
- 接続詞や関係詞の位置を決める
- 残りの語を当てはめる
語彙問題の攻略
語彙力の効率的な強化
試験に頻出の語彙は限られています。頻出単語帳を1冊仕上げることが最も効率的な対策です。闇雲に語彙を増やすのではなく、出題頻度の高い語に集中しましょう。
語彙問題で推測を使う
語の構成要素(接頭辞・語根・接尾辞)を知っていると、初見の単語でも意味を推測できます。
| 接頭辞 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| un- | 否定 | unhappy, unable |
| re- | 再び | rebuild, review |
| pre- | 前 | preview, predict |
| mis- | 誤り | mistake, misunderstand |
見直しの重点ポイント
文法問題の見直し
主語と動詞の一致、時制の一貫性、代名詞の照応関係を重点的にチェックします。
長文読解の見直し
マークミスがないか確認し、自信のない問題は本文の該当箇所をもう一度確認します。ただし、根拠なく答えを変更することは避けましょう。
日常の学習法
多読の習慣
英語力の基盤は語彙力と読解速度です。レベルに合った英文を大量に読む「多読」の習慣は、試験対策としても非常に効果的です。
過去問の反復
志望校や受験する試験の過去問を繰り返し解き、出題傾向と時間感覚を体に覚え込ませましょう。
まとめ
英語試験では、配点に応じた時間配分を守り、長文読解に十分な時間を確保することが最優先です。長文はパラグラフリーディングで効率的に読み、文法問題は品詞の特定から入り、語彙問題は語の構造から推測する力を身につけましょう。日常の多読と過去問演習が、試験本番での得点力を支えます。