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兵庫県の読みにくい地名まとめ

難読地名 兵庫県 近畿 播磨
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兵庫県は摂津・播磨・但馬・丹波・淡路の五つの旧国にまたがる広大な県です。それぞれの地域に固有の歴史と文化があり、読みにくい地名も多岐にわたります。ここでは兵庫県の難読地名をまとめて紹介します。

神戸市の難読地名

地名読み方由来・解説
御影みかげ東灘区神功皇后が姿を映した場所に由来する説
なだ灘区酒造りで有名な灘五郷に由来
兵庫ひょうご兵庫区兵器庫(兵庫)があった場所に由来
鵯越ひよどりごえ北区源義経の一ノ谷の戦いに由来
垂水たるみ垂水区水が垂れ落ちる滝に由来
須磨すま須磨区「すみ」(隅、端の場所)が転じた説

「鵯越」は源義経が一ノ谷の戦いで行った逆落としの故事で有名な地名です。「ひよどりごえ」と読み、鵯(ヒヨドリ)が越える峠という意味です。神戸電鉄の鵯越駅があります。

「御影」は「おかげ」ではなく「みかげ」と読みます。御影石(花崗岩)の名前の由来にもなった地名で、日本酒の名産地としても知られています。

阪神間の難読地名

地名読み方由来・解説
西宮にしのみや西にある宮(廣田神社)に由来
芦屋あしや芦(あし)が生える場所に由来
武庫むこ武器庫に由来する説がある
甲子園こうしえん甲子(きのえね)の年に完成したことに由来
鳴尾なるお砂丘が鳴く音に由来する説がある

「武庫」は「ぶこ」ではなく「むこ」と読みます。武庫川の名前にもなっている地名で、古代に武器庫があった場所とする説があります。西宮市と尼崎市にまたがる地域に武庫の地名が残っています。

播磨地方の難読地名

地名読み方由来・解説
飾磨しかま「鹿間」が転じたとする説がある
太子たいし聖徳太子に由来
揖保いぼ古代の揖保郡に由来。揖保乃糸の産地
佐用さよう「狭い谷」が転じたとする説
宍粟しそう「宍(鹿肉)」と「粟」が取れる場所の意味

「宍粟」は全国的にも有名な難読地名です。「ししあわ」ではなく「しそう」と読みます。宍粟市は2005年に山崎町など4町が合併して誕生しました。「宍」は鹿の肉を意味し、「粟」は穀物のアワを意味します。古代にこれらが豊富に取れた場所だったことが由来です。

「飾磨」は姫路市の一部で、「かざりま」ではなく「しかま」と読みます。山陽電鉄の飾磨駅があり、姫路港に近い地域です。

但馬地方の難読地名

地名読み方由来・解説
養父やぶ「養う父」ではなく、藪(やぶ)に由来する説
朝来あさご朝に来る(朝日が差す)場所の意味
香住かすみ「かすむ」ような霧の多い場所に由来する説
城崎きのさき城のような岩の崎に由来する説
出石いずし出石神社に由来

「養父」は「ようふ」ではなく「やぶ」と読みます。養父市は国家戦略特区に指定された農業特区として知られています。「朝来」は「あさく」ではなく「あさご」と読みます。天空の城として人気の竹田城跡がある市です。

「出石」は豊岡市の一部で、「でいし」ではなく「いずし」と読みます。出石そばで有名な城下町で、但馬の小京都と呼ばれています。

丹波・淡路の難読地名

地名読み方由来・解説
篠山ささやま篠(ささ)が茂る山の意味
柏原かいばら柏の木がある原っぱの意味
洲本すもと砂州の元(根元)の意味
南あわじみなみあわじ淡路島の南部

「柏原」は丹波市にある地名で、大阪府の柏原市(かしわら)とは読み方が異なり「かいばら」と読みます。同じ漢字で異なる読み方をする地名は全国に多くありますが、「柏原」はその代表例です。

「篠山」は現在の丹波篠山市の名前に含まれる地名で、「しのやま」ではなく「ささやま」と読みます。黒豆や山の芋など丹波の特産品で知られる城下町です。

兵庫県の地名の特徴

兵庫県は五つの旧国にまたがるため、地名にも地域ごとの特徴があります。摂津地方は古代からの港湾都市に由来する地名が多く、播磨地方には古代の郡名に由来する地名が残っています。但馬地方は山間部の自然を反映した地名が多く、淡路は島嶼部特有の地名が見られます。

このような多様性は、兵庫県が日本海と瀬戸内海の両方に面する唯一の府県であることとも関係しています。気候も文化も異なる地域が一つの県にまとまっていることが、地名の多様性につながっています。

まとめ

兵庫県の難読地名は、五つの旧国の歴史と文化を反映した多彩なものです。「宍粟」「養父」「朝来」「飾磨」「出石」などは特に読み間違えやすい地名です。兵庫県の地名を知ることで、この広大な県の歴史的な奥深さを感じることができるでしょう。

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