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鳶色(とびいろ)の色コードと歴史|日本の伝統色

鳶色 和色 伝統色 日本の色 茶系
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鳶色は、鳶(トビ)の羽のような赤みを帯びた暗い茶色です。江戸時代には庶民に広く愛された色で、「鳶職」の名の由来にもなったとされる、日本の暮らしに根づいた伝統色です。落ち着きと温かみを兼ね備えたこの色は、現代のデザインでも和の趣を演出するアクセントとして活用されています。この記事では、鳶色の基本情報から歴史、類似色との比較までを解説します。

鳶色の基本情報

項目内容
色名鳶色
読みとびいろ
英語名Reddish Brown / Kite Color
HEXコード#7B3B2A
RGBR:123 G:59 B:42
HSLH:13 S:49% L:32%
CMYKC:30 M:70 Y:75 K:30
系統赤茶系
由来鳶(トビ)の羽の色

鳶色の色味

鳶色は赤みがかった暗い茶色で、チョコレートブラウンに近い色です。純粋な茶色よりも赤みが強く、焦げ茶よりもやや明るいトーンに位置します。

鳶色の歴史と由来

鳶の羽の色

鳶色の名前は、日本全国で見られる猛禽類・鳶(トビ)の羽の色に由来します。鳶の翼は赤みがかった暗い茶色をしており、その色がそのまま色名になりました。

江戸時代の人気色

江戸時代、奢侈禁止令のもとで庶民が着用できる色は限られていましたが、茶系の色は規制の対象外であったため、鳶色は庶民に広く愛用されました。「四十八茶百鼠」と呼ばれる茶色と灰色のバリエーションが発達した背景には、こうした規制がありました。

鳶職と鳶色

建設現場で高所作業を行う「鳶職(とびしょく)」の名の由来には諸説ありますが、一説には彼らが鳶色の衣服を着用していたことに関連するとも言われています。

類似色・関連色との比較

色名読みHEXRGB特徴・違い
鳶色とびいろ#7B3B2A123,59,42赤みのある暗い茶色
栗色くりいろ#762F07118,47,7鳶色より暗く赤みが強い
狐色きつねいろ#C38743195,135,67鳶色より明るく黄みが強い
焦茶こげちゃ#4A2E1474,46,20鳶色よりかなり暗い
弁柄色べんがらいろ#8B3A2A139,58,42鳶色より赤みが強い
チョコレートちょこれーと#6B3F31107,63,49洋色では最も近い

デザインでの活用例

Webデザイン

用途配色例効果
和風カフェ鳶色 + 生成り + 抹茶色和の落ち着きと温かみ
レザー製品サイト鳶色 + 黒 + 金重厚感と高級感
秋のキャンペーン鳶色 + 山吹色 + 白秋の温かみ

ファッション

鳶色は秋冬のファッションに馴染みやすい色です。革製品やブーツ、コートなどに鳶色を取り入れると、クラシカルで落ち着いた印象になります。

鳶色の色コード一覧

形式
HEX#7B3B2A
RGBrgb(123, 59, 42)
HSLhsl(13, 49%, 32%)
CMYK30, 70, 75, 30
CSS変数例—color-tobi:
#7B3B2A;

まとめ

鳶色は、鳶の羽に由来する赤みがかった暗い茶色で、江戸時代の庶民文化と深く結びついた伝統色です。奢侈禁止令のもとで発達した「四十八茶百鼠」の一つとして、日本人の色彩感覚の豊かさを物語っています。HEXコードは#7B3B2Aで、和テイストのデザインや秋冬のファッションに落ち着きと温かみを添える色として活用できます。

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