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鶯色(うぐいすいろ)の色コードと歴史|日本の伝統色

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渋みのある黄緑色の鶯色は、古くから日本人に親しまれてきた伝統色です。春を告げる鳥・鶯にちなむこの色は、実際の鶯の体色に由来しています。しかし、多くの人が「鶯色」と聞いて思い浮かべる色は、メジロの明るい黄緑であることも多く、実際の鶯色はもっと落ち着いた暗い黄緑色です。この記事では、鶯色の正確な色情報から歴史、類似色との比較までを解説します。

鶯色の基本情報

鶯色は、鶯の羽のような暗い黄緑色です。

項目内容
色名鶯色
読みうぐいすいろ
英語名Olive Green / Warbler Color
HEXコード#6B7E3E
RGBR:107 G:126 B:62
HSLH:78 S:34% L:37%
CMYKC:50 M:20 Y:80 K:20
系統黄緑系(暗い)
由来鶯(うぐいす)の羽の色

鶯色の色味

鶯色はオリーブグリーンに近い、暗くくすんだ黄緑色です。明るい黄緑の「萌黄色」や「若草色」とは大きく異なり、渋みと深みのある落ち着いた色です。

鶯とメジロの混同

「鶯色」と聞いて多くの人が想像するのは、梅の花に寄ってくる明るい黄緑色の小鳥ですが、実はそれはメジロです。実際の鶯(ウグイス)は暗いオリーブブラウンの地味な体色をしています。鶯色の渋い色味は、この実際の鶯の羽色に由来しているのです。

鶯色の歴史と由来

平安時代からの伝統

鶯色は平安時代から用いられてきた伝統色です。かさねの色目では春の色として「鶯」の組み合わせがあり、衣装や調度品に使われてきました。鶯は春を告げる鳥として和歌にもたびたび詠まれ、その色は春の風物詩として愛されてきました。

茶道と鶯色

茶道の世界では鶯色が好まれます。渋く落ち着いた色味は、わびさびの精神に通じるものがあり、茶器や掛け軸の表装、茶室の装飾に鶯色が使われることがあります。

鶯茶との関係

鶯色に近い色として「鶯茶(うぐいすちゃ)」があります。鶯色よりもさらに暗く茶色みが強い色で、江戸時代に流行した「四十八茶百鼠」の一つです。

類似色・関連色との比較

鶯色と混同されやすい色を比較します。

色名読みHEXRGB特徴・違い
鶯色うぐいすいろ#6B7E3E107,126,62暗く渋い黄緑。鶯の羽色
萌黄色もえぎいろ#AACF53170,207,83鮮やかな黄緑。春の新芽
鶯茶うぐいすちゃ#5C4F2C92,79,44鶯色より暗く茶色み
抹茶色まっちゃいろ#B5C689181,198,137やや灰みの柔らかい黄緑
オリーブおりーぶ#808000128,128,0洋色のオリーブに近い
草色くさいろ#7B8D42123,141,66鶯色よりやや明るい

デザインでの活用例

Webデザイン

鶯色はナチュラルで落ち着いた印象を与えるため、和テイストのWebサイトや高級感のあるデザインに適しています。

用途配色例効果
和食レストラン鶯色 + 白 + 金和の格調高さ
茶道関連サイト鶯色 + 生成り + 墨色わびさびの雰囲気
アウトドア鶯色 + 茶色 + ベージュ自然で落ち着いた印象

ファッション

鶯色は秋冬のファッションに特に合う色です。コートやニット、マフラーなどにこの色を取り入れると、渋みのある大人の装いになります。

インテリア

和室のインテリアに鶯色を取り入れると、落ち着いた品のある空間になります。障子や襖の縁、座布団、花瓶などのアクセントとして効果的です。

鶯色の色コード一覧

形式
HEX#6B7E3E
RGBrgb(107, 126, 62)
HSLhsl(78, 34%, 37%)
CMYK50, 20, 80, 20
CSS変数例—color-uguisu:
#6B7E3E;

まとめ

鶯色は、実際の鶯の羽色に由来する渋い黄緑色で、オリーブグリーンに近い落ち着いたトーンが特徴です。メジロの明るい黄緑と混同されがちですが、本来の鶯色は深みのある暗い色です。平安時代から茶道文化まで、日本の美意識を体現する色として愛されてきました。HEXコードは#6B7E3Eで、和テイストのデザインや秋冬のファッションに上品なアクセントを添えることができます。

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