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福笑いの遊び方|お正月に笑いが生まれる伝統遊び

福笑い お正月 伝統遊び 日本の遊び 家族向け
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福笑いは、目隠しをした状態で顔の輪郭の上にパーツ(目、鼻、口、眉毛など)を並べていく日本の伝統的な遊びです。お正月の定番として古くから親しまれており、完成した顔の面白さに家族全員が笑顔になれる、まさに「笑う門には福来る」を体現した遊びと言えます。

この記事では、福笑いの基本ルールからオリジナルの福笑い作りまでを紹介します。

基本情報

項目内容
プレイ人数2人〜(見守る人が多いほど盛り上がる)
使用するもの顔の輪郭が描かれた台紙、顔のパーツ、目隠し
対象年齢3歳頃〜
おすすめの時期お正月、パーティー

伝統的なモチーフ

福笑いでよく使われる顔のモチーフは以下の2つです。

  • おかめ(おたふく): ふっくらとした丸顔。幸福の象徴とされる
  • ひょっとこ: 口をとがらせた男性の顔。ユーモラスな表情が特徴

必要な道具

  • 顔の輪郭が描かれた大きな台紙(A3サイズ以上が望ましい)
  • 目、眉毛、鼻、口などのパーツ(切り抜いたもの)
  • 目隠し用の手ぬぐいやタオル
  • 平らなテーブルまたは床

基本の遊び方

準備

テーブルまたは床に顔の輪郭が描かれた台紙を置きます。顔のパーツは台紙の近くにまとめて並べておきます。遊ぶ人は台紙の前に座り、目隠しをします。

遊び方の手順

  1. プレイヤーは目隠しをして、台紙の前に座ります
  2. 周囲の人がパーツをひとつずつ手渡します(または自分でパーツを取ります)
  3. プレイヤーは手の感覚だけを頼りに、パーツを台紙の上に置いていきます
  4. すべてのパーツを置き終えたら目隠しを外します
  5. 完成した顔を全員で見て楽しみます

盛り上げ方

周囲の人は、パーツが面白い位置に置かれるたびにリアクションを取ると盛り上がります。ただし「もっと右」「もっと上」などの具体的な指示は出さないのが基本ルールです。声で誘導するバリエーションもありますが、通常は無言で見守ります。

対戦ルール

正確さ対決

複数人が順番に福笑いを行い、もっとも正確に(本来の位置に近く)パーツを配置できた人が勝者となるルールです。正確な位置に置けたパーツの数で判定します。

おもしろさ対決

逆に、もっとも面白い顔ができた人が勝者となるルールです。審査は残りの参加者全員の投票で決めます。意図せず面白くなるのが福笑いの醍醐味なので、こちらのルールのほうが盛り上がることが多いです。

タイムアタック

制限時間を設けて、時間内にすべてのパーツを置く速さを競うルールです。焦ることでさらにパーツがずれやすくなり、笑いが生まれます。

オリジナル福笑いの作り方

材料

  • 厚紙やダンボール(台紙用)
  • 画用紙や色紙(パーツ用)
  • マジックやクレヨン
  • はさみ
  • のり(台紙の装飾用)

台紙の作り方

A3サイズ以上の厚紙に、顔の輪郭を大きく描きます。髪の毛や耳は輪郭に含めて描いておくと、パーツの置き場所がわかりやすくなります。

パーツの作り方

目、眉毛、鼻、口、頬紅などのパーツを画用紙で作ります。パーツは少し大きめに作ると、目隠し状態でも手に取りやすくなります。

アレンジのアイデア

伝統的なおかめやひょっとこ以外にも、さまざまなテーマで作れます。

  • 動物の顔: 犬、猫、パンダなど、子供に人気の動物
  • 家族の顔: 家族の写真を参考にした似顔絵バージョン
  • キャラクター: 好きなキャラクターの顔で作るオリジナル版

福笑いの歴史

起源

福笑いの正確な起源は不明ですが、江戸時代の後期にはすでにお正月の遊びとして定着していたとされています。「笑う門には福来る」のことわざと結びつけられ、新年の縁起物として広まりました。

お正月遊びとしての定着

明治時代以降、かるた、羽根つき、凧揚げとともにお正月遊びの代表格として定着しました。家族や親戚が集まるお正月に、みんなで笑い合える遊びとして重宝されてきました。

現代の福笑い

現在でもお正月特集として雑誌の付録になったり、お正月イベントで体験コーナーが設けられたりと、根強い人気があります。デジタル版の福笑いアプリも登場しています。

福笑いをもっと楽しむコツ

パーツの数を増やす

基本パーツに加えて、メガネ、帽子、ひげ、ほくろなどのパーツを追加すると、完成した顔のバリエーションが増えて楽しさが倍増します。

大きなサイズで遊ぶ

模造紙など大きな紙を使って特大サイズの福笑いを作ると、イベントやパーティーでのインパクトが大きくなります。体を動かしてパーツを運ぶ必要があるため、動きのある遊びになります。

写真を撮って記録する

完成した顔を写真に撮っておくと、後から見返して再び笑えます。毎年お正月に撮り続ければ、家族の思い出アルバムになります。

まとめ

福笑いは、目隠しをしてパーツを並べるという極めてシンプルなルールの中に、予想外の面白さが生まれる日本の伝統的な遊びです。特別な技術は一切不要で、参加者全員が自然と笑顔になれます。

オリジナルの福笑いを手作りすれば、家族の似顔絵や好きなキャラクターなど自由なアレンジが楽しめます。お正月はもちろん、パーティーやイベントでも盛り上がる遊びですので、ぜひ試してみてください。

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