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子ども向け早口言葉20選|親子で楽しめる簡単ことば遊び

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早口言葉は子どもの言語発達を促す優れた遊びです。楽しみながら発音の練習ができ、語彙力や集中力も自然と身につきます。この記事では、幼児から小学生まで年齢に合わせて楽しめる早口言葉を20個厳選しました。親子で一緒に挑戦してみましょう。

早口言葉が子どもの成長に役立つ理由

早口言葉は単なる遊びではありません。子どもの発達にとってさまざまな効果が期待できます。

滑舌の発達を促す

子どもの口の筋肉はまだ発達途中です。早口言葉で口を大きく動かすことで、正しい発音に必要な筋肉が鍛えられます。特にサ行やラ行の音が苦手な子どもには効果的な練習になります。

集中力が身につく

早口言葉を正確に言うためには、一音一音に意識を集中させる必要があります。遊びの中で自然と集中する習慣が身につきます。

記憶力が鍛えられる

早口言葉のフレーズを覚えて再現する作業は、短期記憶の訓練になります。繰り返し練習することで、記憶の定着力も高まります。

達成感を味わえる

最初は言えなかった早口言葉が言えるようになると、子どもは大きな達成感を得られます。「がんばれば上手になる」という成功体験は、他の学習にも良い影響を与えます。

コミュニケーション力が育つ

親子や友達同士で早口言葉に挑戦することで、一緒に笑い合う楽しさを体験できます。言い間違いも含めて楽しめるため、「間違えても大丈夫」という安心感がコミュニケーション力の土台となります。

年齢別おすすめの遊び方

3〜4歳:真似っこ遊びとして

この年齢では「早口」で言う必要はありません。大人がゆっくり言ったフレーズを真似する遊びとして楽しみましょう。短いフレーズを選び、言えたらたくさんほめてあげてください。

5〜6歳:リズム遊びとして

手拍子に合わせて早口言葉を言うリズム遊びがおすすめです。少しずつテンポを上げていくと盛り上がります。お友達と「せーの」で一緒に言うのも楽しいでしょう。

小学校低学年:チャレンジ遊びとして

「3回連続で言えるかな」「お父さんより早く言えるかな」のように、チャレンジ要素を加えると意欲的に取り組めます。

小学校高学年:対戦ゲームとして

友達同士で対戦形式にすると盛り上がります。誰が一番早く正確に言えるか競争したり、交互に難しい早口言葉を出し合ったりする遊び方ができます。

3〜4歳向け:とっても簡単な早口言葉

まずは最もシンプルなものから始めましょう。

1. なまたまご

「生卵」の3文字です。「な」「ま」「た」「ま」「ご」と5音だけなので、小さなお子さんでも無理なく言えます。3回連続で「なまたまご、なまたまご、なまたまご」と言ってみましょう。

2. にわにはにわにわとりがいる

「庭には二羽鶏がいる」という意味です。「にわ」の音の繰り返しが楽しく、リズミカルに言えるフレーズです。「にわ」が何回出てくるか数えるクイズにしても楽しめます。

3. なかなかなかぬかな(なかなか泣かぬかな)

「なか」の音が繰り返されます。赤ちゃんがなかなか泣かないね、という意味を教えてあげると、場面を想像してより楽しめます。

4. あかまきがみあおまきがみきまきがみ

おなじみの「赤巻紙青巻紙黄巻紙」です。色の名前を変えるだけなので覚えやすく、色の勉強にもなります。

5. すもももももももものうち

「すもも」と「もも」がどちらも果物だということを教えてあげると、子どもは「へえ」と興味を持ってくれます。どこで区切るかを教えてあげましょう。

5〜6歳向け:少しレベルアップ

言葉の面白さがわかってくる年齢向けの早口言葉です。

6. かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこあわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ

「ぴょこぴょこ」という擬音語が楽しいフレーズです。カエルのジャンプを想像しながら言うと、子どもたちは大喜びします。「み(三)」と「む(六)」の数え方も学べます。

7. なまむぎなまごめなまたまご

日本で最も有名な早口言葉です。5〜6歳になるとこのフレーズに挑戦できる子も増えてきます。「麦」「米」「卵」がそれぞれ何かを知っているか聞いてみましょう。

8. ぼうずがびょうぶにじょうずにぼうずのえをかいた

「坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた」です。お坊さんが絵を描いている場面を想像させると楽しめます。「びょうぶ」(屏風)が何かを教えてあげるのも良い学びになります。

9. おやがめのうえにこがめをのせてこがめのうえにまごがめのせて

カメの親子が重なっている可愛らしい場面です。絵を描きながら練習すると、より楽しく取り組めます。

10. ねこがねころんでねころんだ

「猫が寝転んで寝転んだ」です。「ねこ」と「ねころんで」の「ね」の音の繰り返しが特徴です。猫の真似をしながら言うと盛り上がります。

小学校低学年向け:チャレンジレベル

少し長くなりますが、練習すれば言えるようになる難易度です。

11. となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ

「隣の客はよく柿食う客だ」です。「きゃく」と「かき」の音の切り替えがポイントです。3回連続チャレンジにすると難易度が上がります。

12. たけやぶにたけたてかけたのはたけたてかけたかったからたけたてかけた

「竹藪に竹立てかけた」の理由まで説明する長いバージョンです。「たけ」と「たて」の切り替えを意識して練習しましょう。文の意味を理解すると覚えやすくなります。

13. あかパジャマあおパジャマきパジャマ

「赤パジャマ青パジャマ黄パジャマ」です。寝る前の着替えの時間に親子で挑戦すると、楽しい就寝前の習慣になります。

14. バスガスばくはつ

短いけれど意外と難しいフレーズです。「バス」「ガス」「ばく」と子音が次々に変わります。3回連続で言えるかチャレンジしてみましょう。大きな声で元気よく言うと楽しいです。

15. きくくりきくくりみきくくり

「菊栗菊栗三菊栗」です。「きく」と「くり」の2音の繰り返しですが、高速で言うと混ざってしまいます。秋の季節の話と合わせて楽しめます。

小学校高学年向け:高難度チャレンジ

高学年になったら、少し難しいものに挑戦してみましょう。

16. しんしんシャンソンかしゅのしんしゅんシャンソンショー

「新進シャンソン歌手の新春シャンソンショー」です。「しん」と「シャン」の切り替えが難しいポイントです。「シャンソン」がフランスの歌だということを教えてあげると教養にもなります。

17. とうきょうとっきょきょかきょく

「東京特許許可局」です。「きょ」の音が繰り返される定番のフレーズです。実はこの名前の機関は実在しないという雑学も合わせて教えてあげると面白いでしょう。

18. おあやや おやにおあやまりなさい

「お綾や、親にお謝りなさい」です。「おあや」「おや」「おあやまり」と「あ」と「や」の音が入り乱れます。ドラマのワンシーンのようなセリフなので、演技っぽく言ってみるのも楽しいでしょう。

19. しゅじゅつしつしゅじゅつちゅう

「手術室手術中」です。「しゅじゅつ」の繰り返しが舌を混乱させます。将来お医者さんになりたい子には「お医者さんの練習だよ」と言うと張り切ってくれるかもしれません。

20. りょかくきひゃっきかくきゃくひゃくにん

「旅客機百機各客百人」です。旅客機に100人ずつ乗っているという意味を理解すると、「すごい人数だね」と算数の話にも発展できます。

親子で早口言葉を楽しむコツ

完璧を求めない

子どもが言い間違えても「惜しいね」「面白い言い方になったね」と笑って受け止めましょう。正しく言うことよりも、楽しむことが大切です。

大人が先に失敗してみせる

親が先にわざと失敗して見せると、子どもは安心してチャレンジできます。「お父さん(お母さん)も言えないよ」と一緒に練習する姿勢が、子どもの挑戦意欲を引き出します。

短時間で切り上げる

子どもの集中力は長く続きません。5分程度の短い時間で切り上げ、「また明日やろうね」と次への楽しみにつなげましょう。

できたことをしっかりほめる

昨日言えなかった早口言葉が今日言えたら、しっかりほめてあげましょう。小さな成長を認めてもらえることが、子どもにとって最大のモチベーションになります。

兄弟や友達と一緒に

一人で練習するよりも、兄弟や友達と一緒にやる方が楽しさが倍増します。お互いの言い間違いで笑い合える雰囲気を作りましょう。

まとめ

子ども向けの早口言葉20選を年齢別にご紹介しました。早口言葉は楽しみながら滑舌や集中力を鍛えられる素晴らしい言葉遊びです。大切なのは上手に言うことではなく、親子で一緒に笑い合いながら取り組むことです。お子さんの年齢に合ったものから始めて、少しずつレベルアップしていく過程を一緒に楽しんでみてください。

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