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数え年と満年齢の違いと計算方法|早見表つき

数え年 満年齢 年齢計算 厄年 七五三
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日本には年齢の数え方が2種類あります。「満年齢」と「数え年」です。日常生活では満年齢を使いますが、厄年、七五三、長寿祝いなどの伝統行事では数え年が使われることがあります。ここでは両者の違い、計算方法、使い分けについて解説します。

満年齢とは

満年齢は、現在の日本で一般的に使われている年齢の数え方です。生まれた日を0歳とし、誕生日を迎えるごとに1歳を加算します。

満年齢の計算方法

満年齢の計算は単純です。

  • 今年の誕生日を迎えた場合:今年の西暦 - 生まれた年の西暦
  • まだ今年の誕生日を迎えていない場合:今年の西暦 - 生まれた年の西暦 - 1

例えば、1990年8月15日生まれの方の場合、2026年3月の時点では誕生日前のため、2026 - 1990 - 1 = 35歳です。2026年8月15日の誕生日を迎えると36歳になります。

法律上の年齢加算のタイミング

日本の法律では、「年齢計算ニ関スル法律」(明治35年法律第50号)に基づき、年齢は誕生日の前日の午後12時(24時)に加算されます。つまり、法律上は誕生日の前日に年齢が1つ増えることになります。

この仕組みが、4月1日生まれの子どもが前の学年に入る理由です。4月1日生まれの子どもは3月31日に年齢が加算されるため、3月31日時点で満6歳となり、前年度の学年に編入されます。

数え年とは

数え年は、日本で古くから使われてきた年齢の数え方です。生まれた年を1歳とし、毎年1月1日(元日)を迎えるごとに1歳を加算します。

数え年の考え方

数え年では、母親のお腹の中にいた期間(約10か月)も生きた期間として数えるため、生まれた時点で1歳とします。そして、お正月に年を重ねることで、全員が同時に年齢を加算されます。

数え年の計算方法

数え年の計算方法は次のとおりです。

  • 誕生日前の場合:今年の西暦 - 生まれた年の西暦 + 1 + 1 = 西暦の差 + 2
  • 誕生日以降の場合:今年の西暦 - 生まれた年の西暦 + 1 = 西暦の差 + 1

簡単にまとめると以下のようになります。

  • 1月1日から誕生日の前日まで:満年齢 + 2歳
  • 誕生日から12月31日まで:満年齢 + 1歳

例えば、1990年8月15日生まれの方の場合、2026年3月の時点(誕生日前)では、満35歳 + 2 = 数え年37歳です。

2026年の数え年早見表

生まれ年数え年(2026年)関連行事
2024年3歳七五三(3歳)
2022年5歳七五三(5歳)
2020年7歳七五三(7歳)
2008年19歳厄年・本厄(女性)
2002年25歳厄年・本厄(男性)
1994年33歳厄年・大厄(女性)
1990年37歳厄年・本厄(女性)
1985年42歳厄年・大厄(男性)
1966年61歳厄年・本厄(男女)
1957年70歳古希
1950年77歳喜寿
1947年80歳傘寿
1939年88歳米寿
1937年90歳卒寿
1928年99歳白寿
1927年100歳百寿

数え年と満年齢の使い分け

数え年を使う場面

  • 厄年の計算
  • 七五三の年齢(伝統的には数え年)
  • 長寿祝い(古希以降は数え年が伝統的)
  • 一部の宗教行事(法事の年忌法要など)

満年齢を使う場面

  • 日常生活全般
  • 公的書類(運転免許証、パスポート、保険証など)
  • 法律上の年齢制限(選挙権、飲酒、喫煙など)
  • 還暦のお祝い(満60歳で祝う)

七五三と長寿祝いの実情

伝統的には数え年で祝う行事でも、現代では満年齢で祝う方が増えています。七五三では子どもの成長や体力に合わせて満年齢で参拝する家庭も多く、長寿祝いも満年齢で行うケースが増えています。どちらで祝うかは家族で相談して決めるのがよいでしょう。

数え年が生まれた背景

歴史的な経緯

数え年は東アジアに共通する年齢の数え方で、中国、朝鮮半島、日本で広く使われてきました。日本では1950年(昭和25年)に「年齢のとなえ方に関する法律」が施行され、公的には満年齢を使うことが定められました。

なぜ1月1日に年を取るのか

数え年では全員が1月1日に年を取ります。これは、旧暦の元日に新しい年を迎えるとともに、全員が一つ歳を重ねるという考え方に基づいています。個人の誕生日ではなく、暦の節目で年齢を数える仕組みです。

よくある質問

数え年で何歳になるか簡単に知る方法は?

その年の誕生日を迎えていなければ「満年齢 + 2」、迎えていれば「満年齢 + 1」が数え年です。

還暦は数え年で祝うのか?

還暦は満60歳で祝うのが一般的です。干支が一巡する年を基準にしているため、満年齢で計算します。

年忌法要の数え方は?

一周忌は亡くなってから1年後、三回忌は2年後、七回忌は6年後というように、死亡した年を含めて数えます。一周忌だけは満で数え、それ以降は数え方式(亡くなった年を1として計算)になります。

まとめ

数え年と満年齢は計算方法が異なるため、伝統行事の際は注意が必要です。日常生活では満年齢を使い、厄年、七五三、長寿祝いなどの伝統行事では数え年が用いられることがあります。ただし、現代では満年齢で祝う傾向も強まっているため、家族で話し合って決めるのが一番です。

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