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競技かるたの始め方ガイド

競技かるた 始め方 百人一首 入門
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競技かるたは年齢を問わず始められる日本の伝統競技です。漫画やアニメの影響で近年注目を集めており、小学生からシニア世代まで幅広い層が楽しんでいます。ここでは、競技かるたをこれから始めたい方に向けて、必要な準備から練習方法、大会出場までの道のりを解説します。

始める前に必要なもの

百人一首の札

まず百人一首の札(かるた)が必要です。競技用として広く使われているのは、任天堂が製造している「競技用百人一首」です。大石天狗堂の札も公式大会で使用されています。

種類特徴価格帯
競技用(任天堂)公式大会で使用される標準的な札3,000〜5,000円程度
競技用(大石天狗堂)名人戦・クイーン戦で使用3,000〜6,000円程度
練習用自宅練習に適した手頃な札1,000〜2,000円程度

初めのうちは練習用でも問題ありませんが、本格的に取り組むなら早い段階で競技用を購入することをおすすめします。

読み上げ音源

一人で練習する場合、読み上げ音源が必要です。現在はスマートフォンアプリが充実しており、無料で使えるものも多数あります。読み上げのスピードや読む順番をランダムにできるアプリを選ぶと実践的な練習ができます。

まずは百首を覚える

競技かるたの第一歩は、百人一首の百首をすべて覚えることです。上の句を聞いて下の句がわかる状態を目指します。

覚え方のコツ

  • 決まり字から覚える:一字決まり(む・す・め・ふ・さ・ほ・せ)から始めると効率的
  • グループ分けして覚える:恋の歌、季節の歌などテーマ別に分類する
  • 毎日少しずつ:1日5首ずつ覚えれば20日で完了する計算になる
  • 音で覚える:読み上げ音源を繰り返し聴くことで聴覚的にも記憶する

百首を完全に暗記するまでには個人差がありますが、毎日取り組めば1〜2か月程度で覚えられるでしょう。

かるた会を探す

一人での練習には限界があるため、できるだけ早い段階でかるた会(かるたサークル)に参加することを強くおすすめします。

かるた会の探し方

  • 全日本かるた協会のウェブサイト:各都道府県のかるた協会・かるた会の一覧が掲載されている
  • 地域のコミュニティセンターや公民館:かるた教室が開催されていることがある
  • 大学のかるた部:学生であれば大学のかるた部に入部する方法がある
  • SNS:地域名と「かるた会」で検索すると情報が見つかることがある

多くのかるた会では初心者歓迎の姿勢で、基礎から丁寧に教えてもらえます。見学だけでも受け付けているところがほとんどですので、まずは気軽に問い合わせてみましょう。

基本的な練習方法

素振り(払い手の練習)

畳や机の上で札を払う動作を繰り返し練習します。正確に素早く札を払えるようになることが基本です。手首のスナップを効かせて、まっすぐ前方に払うことを意識します。

一人取り

自分の前に札を並べ、読み上げ音源を使って一人で取る練習です。札の配置を記憶する力と、音を聴いて素早く反応する力を鍛えます。

対人練習

かるた会での対人練習が最も効果的な上達方法です。実際の試合形式で練習することで、お手つきの感覚や送り札の戦略も身につきます。

大会に出場する

ある程度練習を積んだら、大会に出場してみましょう。初心者が出場できるのはE級の大会です。

大会出場までの目安

  • 百首を暗記している
  • 決まり字を理解している
  • 試合の流れとルールを把握している
  • かるた会で対人練習を数回以上経験している

大会の種類

  • E級大会:初心者向けの大会。まずはここから
  • 全国競技かるた大会:各級に分かれて開催される
  • 学生大会:高校選手権や大学選手権など学生向けの大会

初めての大会では緊張するものですが、試合を通じて自分の課題が明確になります。勝敗に関わらず、大会経験は上達の大きなきっかけになります。

上達のために心がけること

  • 継続的な練習:週に1回以上はかるたに触れる時間を確保する
  • 振り返り:試合後にどの札が取れなかったかを記録し復習する
  • 決まり字の変化に対応する:試合中に読まれた札によって決まり字が変化することを意識する
  • 上手な人の試合を観る:A級選手の試合を観戦し、札の配置や取り方を学ぶ

競技かるたは奥が深く、始めてすぐに上達を実感しにくいかもしれません。しかし、続けていくうちに札が聞こえるようになり、体が反応するようになる瞬間が必ず訪れます。焦らず自分のペースで取り組んでいきましょう。

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