うたしるべ うたしるべ

決まり字で覚える百人一首攻略法

百人一首 決まり字 覚え方 競技かるた
広告スペース (article-top)

百人一首のかるた競技では「決まり字」の知識が不可欠です。決まり字とは、上の句を何文字目まで聞けば歌を特定できるかを示すもので、これを覚えることがかるた上達の第一歩です。ここでは決まり字の仕組みと効率的な覚え方を解説します。

決まり字とは

百人一首の百首の歌は、それぞれ上の句の出だしが異なります。何文字目まで聞けば他の歌と区別できるかが「決まり字」です。例えば「せ」で始まる歌は一首しかないため、「せ」の一字で歌が決まります。一方、「あ」で始まる歌は十六首もあるため、より多くの文字を聞く必要があります。

決まり字の分類と一覧

一字決まり(7首)

一字で歌が特定できるものです。「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」と覚えます。

決まり字歌の冒頭番号
村雨の87
住の江の18
めぐり逢ひて57
吹くからに22
さびしさに70
ほととぎす81
瀬をはやみ77

二字決まり(42首)

二字目まで聞けば特定できる歌は四十二首あり、最も数が多いグループです。代表的なものを紹介します。

決まり字歌の冒頭
うかうかりける
うら浦の苫屋の
つき月見れば
つくつくばねの
しのしのぶれど
しら白露に
ちは千早ふる
ちぎ(り)お契りおきし
ちぎ(り)き契りきな
ももももしきや
もろもろともに

三字決まり(37首)

三字目まで聞く必要がある歌は三十七首です。

決まり字歌の冒頭
あきの秋の田の
あきか秋風に
あさぼ朝ぼらけ有明の
あさじ浅茅生の
いに今はただ
いま今来むと
あまの天の原
あまつ天つ風
はなさ花さそふ
はなの花の色は
はるす春すぎて
はるの春の夜の

四字決まり(6首)

決まり字歌の冒頭
あさぼらけあ朝ぼらけ宇治の
きみがため(は)君がため春の
きみがため(を)君がため惜しからざりし
わたのはらやわたの原八十島
わたのはらこわたの原漕ぎ
よのなかよ世の中よ

五字決まり(2首)

決まり字歌の冒頭
あさぼらけうじ朝ぼらけ宇治の
なげきつつ嘆きつつ

六字決まり(6首)

最も判別に時間がかかるのが六字決まりの歌です。

決まり字歌の冒頭
わがいほはわが庵は
わがそではわが袖は
きりぎりすきりぎりす
みかきもりみかきもり

決まり字の効率的な覚え方

ステップ1:一字決まりから始める

まずは「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」の七首を完璧に覚えましょう。数が少なく、しかも一字で反応できるため成果を実感しやすく、モチベーションが高まります。

ステップ2:グループで覚える

同じ文字で始まる歌をグループにして覚えると効率的です。例えば「あ」で始まる十六首、「み」で始まる歌、「た」で始まる歌などをグループごとに整理しましょう。

ステップ3:対になる歌をセットで覚える

同じ頭文字で始まる歌はペアやグループで覚えると混同しにくくなります。例えば「ちぎりおきし」と「ちぎりきな」は三字目が同じ「ぎ」ですが、四字目の「り」の後が「お」と「き」で分かれます。

ステップ4:実践で鍛える

決まり字を知識として覚えたら、実際にかるたを取る練習をして反射的に反応できるようにしましょう。音声を聞いて反応する訓練が効果的です。

送り字(下の句の覚え方)

決まり字で上の句を特定できても、対応する下の句がわからなければかるたは取れません。決まり字と下の句の頭をセットで覚えることが大切です。

例えば一字決まりの「む」(村雨の)の下の句は「きりたちのぼる秋の夕暮」で、下の句の頭は「き」です。「む→き」というペアで覚えます。

まとめ

決まり字は百人一首の暗記と競技かるたの両方において最も重要な知識です。まずは一字決まりの七首から始め、二字決まり、三字決まりと段階的に覚えていくことで、無理なく百首を習得できます。決まり字を理解することで、百人一首がより奥深く楽しいものになるでしょう。

広告スペース (article-bottom)

あわせて読みたい