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動物の難読漢字一覧

動物 難読漢字 生き物 自然
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動物の名前は普段カタカナで書くことが多いですが、漢字で書くと意外と読めないものが数多くあります。漢字テストや雑学クイズでもよく出題される動物の漢字を一覧で紹介します。

哺乳類の難読漢字

身近な動物

漢字読み方解説
栗鼠りす栗を好む鼠(ねずみ)の仲間の意味
家鴨あひる家で飼う鴨の意味
河馬かば河にいる馬の意味(ギリシャ語に由来)
麒麟きりん中国の伝説上の動物名を転用
海豚いるか海にいる豚の意味
膃肭臍おっとせいアイヌ語に由来する漢字表記

「膃肭臍」は動物の漢字の中でも最難関の一つです。「おっとせい」と読みますが、三文字とも日常では使わない漢字です。アイヌ語の「オンネプ」に中国語の漢字を当てたもので、本来は薬として珍重された動物の臍(へそ)の部分を指していました。

「麒麟」は中国の伝説上の瑞獣の名前ですが、日本ではアフリカに生息する首の長い動物を指す言葉として定着しています。動物園のキリンと伝説の麒麟は全く別の存在です。

野生動物

漢字読み方解説
羚羊かもしか日本固有種のニホンカモシカ
いのしし「猪突猛進」の猪
たぬき里に近い場所に棲む動物
いたち「痛い血」に由来する説がある
てんイタチ科の動物
かわうそ川にいる薄い毛の動物の意味

「羚羊」は「れいよう」とも読みますが、日本では「かもしか」と読むのが一般的です。ニホンカモシカは特別天然記念物に指定されている日本固有の動物です。

「獺」は「かわうそ」と読みます。ニホンカワウソは2012年に絶滅種に指定されました。「獺祭(だっさい)」という日本酒のブランドでこの漢字を知った人も多いかもしれません。

鳥類の難読漢字

漢字読み方解説
翡翠かわせみ美しい羽色を持つ鳥。宝石の名前にも
うぐいす春を告げる鳥
ふくろう夜行性の猛禽類
啄木鳥きつつき木をつつく鳥の意味
わし大型の猛禽類
鸚鵡おうむ人の言葉を真似る鳥
百舌鳥もず百の舌を持つ鳥。他の鳥の声を真似る
不如帰ほととぎす「帰るに如かず」と鳴くとされる

「翡翠」は鳥の「かわせみ」を指す漢字ですが、宝石の「ヒスイ」の名前としても使われます。カワセミの美しい羽色が翡翠(ヒスイ)に似ていることから、宝石にこの名前が付けられたとされています。

「不如帰」は「ほととぎす」と読みます。「帰るに如かず(帰った方がよい)」と鳴くように聞こえることからこの漢字が当てられました。徳冨蘆花の小説『不如帰』でも知られています。

爬虫類・両生類の漢字

漢字読み方解説
蜥蜴とかげ「戸の陰」にいる動物の意味とする説
守宮やもり宮(家)を守る動物の意味
井守いもり井戸を守る動物の意味
まむし毒蛇の一種
かえる鳴き声に由来する説がある

「守宮」と「井守」は対になる漢字です。「やもり(ヤモリ)」は家にいて害虫を食べるため「家を守る」存在とされ、「いもり(イモリ)」は井戸の近くにいるため「井戸を守る」存在とされました。ヤモリは爬虫類、イモリは両生類で、全く異なる動物です。

昆虫の難読漢字

漢字読み方解説
蟷螂かまきり「鎌切り」に由来。鎌のような前足
蜻蛉とんぼ/かげろうとんぼまたはかげろうと読む
蝸牛かたつむり殻を背負った牛のような生き物
蟋蟀こおろぎ秋に鳴く虫
飛蝗ばった飛ぶ蝗(イナゴ)の意味
天道虫てんとうむし太陽に向かって飛ぶ虫の意味

「蝸牛」は「かたつむり」と読みます。「渦巻き状の殻を持つ牛のような生き物」という漢字の意味がそのまま特徴を表しています。厳密には昆虫ではなく軟体動物ですが、虫の仲間として紹介されることが多いです。

「蜻蛉」は「とんぼ」と「かげろう」の二通りの読み方があります。文脈によって読み方が異なるため、注意が必要です。蜻蛉日記の場合は「かげろう」と読みます。

動物漢字の成り立ち

動物の漢字には、その動物の特徴を表す要素が含まれていることが多いです。「栗鼠」は栗を好む鼠、「海豚」は海にいる豚のような動物、「河馬」は河にいる馬のような動物というように、既知の動物に例えて漢字が作られています。

また、鳴き声に由来する漢字名もあります。「蛙」は「カエル」という鳴き声を模したものとする説があり、「鶯」は美しい鳴き声で知られる鳥です。

まとめ

動物の難読漢字は、自然界への観察と豊かな想像力から生まれたものです。「膃肭臍」「翡翠」「不如帰」「蝸牛」などは特に読みにくい漢字です。動物の漢字を知ることで、漢字の面白さと日本語の奥深さを実感できるでしょう。

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