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超難読漢字30選【上級編】

難読漢字 上級 漢検1級 漢字マニア
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初級編・中級編を攻略した方のために、さらに難易度の高い漢字を集めました。この上級編では、漢検1級レベルの超難読漢字を30個紹介します。普段の生活ではほとんど目にしない漢字もありますが、読めると漢字好きの方からも一目置かれること間違いなしです。

人の性質・状態を表す超難読漢字

漢字読み方意味
邪気無いあどけない無邪気でかわいらしい様子
齷齪あくせく心にゆとりがなく忙しく立ち働くこと
狡猾こうかつずるくて悪賢いこと
蠱惑こわく人の心をまどわし惑わすこと
逡巡しゅんじゅんためらってなかなか決断できないこと
忸怩じくじ自分の行いを恥じること
齟齬そご物事がうまくかみ合わないこと
慟哭どうこく悲しみのあまり声を上げて泣くこと

「齷齪」は「あくせく」と読みます。「齷」も「齪」も歯偏の漢字で、歯がぎっしり詰まっている様子から、心に余裕がない状態を表すようになったとされています。「蠱惑」の「蠱」は虫が三つ集まった字で、毒虫を使った呪術を指すことから、人を惑わすという意味が生まれました。

「齟齬」も歯偏の漢字で、上下の歯がかみ合わない様子を表しています。ビジネスの場面でも「齟齬が生じる」という表現で使われることがあるため、読めると実用的でもあります。

自然現象・風景を表す超難読漢字

漢字読み方意味
叢雲むらくも群がり集まった雲
さざなみ風で水面に立つ細かい波
つむじかぜ渦を巻いて吹く風
朦朧もうろうぼんやりとはっきりしないこと
もや霧よりも薄く視界が悪くなる現象
驟雨しゅうう急に激しく降ってすぐにやむ雨
霹靂へきれき突然の雷鳴、激しい雷

「叢雲」は「むらくも」と読み、雲が群がっている様子を指します。古くから和歌にも詠まれてきた表現で、「須佐之男命(すさのおのみこと)」が詠んだとされる「八雲立つ」の歌にも通じる情景です。「霹靂」は「青天の霹靂」という慣用句でおなじみですが、漢字を正しく書ける人は少ないでしょう。

動植物の超難読漢字

動物

漢字読み方意味
鸚鵡おうむオウム科の鳥
麒麟きりんウシ目キリン科の哺乳類
鳳凰ほうおう中国の伝説上の霊鳥
羚羊かもしかウシ科の偶蹄類
蟒蛇うわばみ大きな蛇、大蛇

「麒麟」は動物園でおなじみのキリンですが、もとは中国の伝説上の霊獣を指す言葉でした。明治時代に長い首を持つアフリカの動物にこの名前が当てられました。「羚羊」は「かもしか」と読みますが、実際のカモシカはヤギに近い動物です。

植物

漢字読み方意味
木天蓼またたびマタタビ科のつる性植物
山茶花さざんかツバキ科の常緑樹
合歓木ねむのきマメ科の落葉高木

「木天蓼」は「またたび」と読みます。猫が好むことで有名な植物です。語源には諸説あり、旅人がこの実を食べて元気になり「また旅」ができたという俗説がありますが、アイヌ語に由来するという説もあります。「合歓木」は夜になると葉を閉じることから「眠る木」が転じた名前です。

行為・動作を表す超難読漢字

漢字読み方意味
顰蹙ひんしゅく眉をしかめて不快感を示すこと
翻弄ほんろう思いのままにもてあそぶこと
糾弾きゅうだん罪や不正を厳しく問いただすこと
咀嚼そしゃく食べ物をよく噛むこと、内容を理解すること
瀟洒しょうしゃすっきりと洗練されている様子

「顰蹙」は「ひんしゅく」と読みます。「顰蹙を買う」という形で使われることが多い言葉です。「顰」は眉をしかめること、「蹙」は顔をしかめることを意味し、どちらも不快感を表す漢字です。画数が多く、書けと言われると非常に難しい漢字の一つです。

上級漢字の学習方法

超難読漢字を覚えるためのアプローチをいくつか紹介します。

  • 漢字の部首に注目して分解して覚える
  • 語源や故事来歴と結びつけて記憶する
  • 漢検の問題集を活用して体系的に学ぶ
  • 読書の中で出会った難読漢字をノートにまとめる

特に部首に注目する方法は有効です。例えば「齟齬」「齷齪」はどちらも歯偏であり、歯に関連するイメージから意味を推測できます。「鸚鵡」は鳥偏が使われているため、鳥であることがすぐにわかります。

まとめ

上級編の30の超難読漢字を紹介しました。日常ではなかなか使う機会のない漢字も多いですが、読めることで日本語の奥深さを実感できるのではないでしょうか。漢字には何千年もの歴史があり、その一つ一つに意味や物語が込められています。ぜひ漢字の世界をさらに探求してみてください。

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