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漢検で間違いやすい漢字TOP30|頻出ミスと対策

間違いやすい漢字 頻出ミス 対策 字形
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漢検では、正しいと思って書いた漢字が実は間違っていたということが少なくありません。特に似た字形の漢字の混同や、思い込みによる誤字は多くの受験者が経験します。ここでは漢検で特に間違いやすい漢字を30個取り上げ、それぞれの注意点と正しい書き方を解説します。

字形を間違いやすい漢字

第1位:「未」と「末」

最も間違いやすい漢字の代表格です。

  • 「未」(み・いまだ):上の横画が短く、下の横画が長い
  • 「末」(まつ・すえ):上の横画が長く、下の横画が短い

覚え方として、「未来はまだ来ていないから上が短い(未完成)」「末は終わりだから上が大きい(完成形)」と区別すると覚えやすいです。

第2位:「己」「已」「巳」

3つとも非常に似ていますが、右端の処理が異なります。

  • 「己」(おのれ):右端の横画が開いている
  • 「已」(すでに):右端の横画が途中で止まっている
  • 「巳」(み):右端が完全に閉じている

覚え方:「己は開く、已は半ば、巳は閉じる」

第3位:「衰」と「哀」

中央部分の構造が異なります。

  • 「衰」(おとろえる):「衣」の間に横画が1本入る
  • 「哀」(あわれ):「衣」の間に「口」が入る

第4位:「博」と「専」の右上

「博」の右上部分に「点」があるかどうかを間違える人が多いです。

  • 「博」:右上に点がある
  • 「専」「恵」「穂」などには点がない

第5位:「幸」と「辛」

  • 「幸」(さいわい):上部の横画が2本
  • 「辛」(からい):上部の横画が1本(上に立が乗る形)

読みを間違いやすい漢字

第6位:「相殺」

  • 正しい読み:そうさい
  • よくある誤読:そうさつ

「殺」を「さつ」と読むのが一般的なため間違いやすいですが、「相殺」は「そうさい」が正しい読みです。

第7位:「早急」

  • 正しい読み:さっきゅう
  • 一般的に使われる読み:そうきゅう

もともと「さっきゅう」が正しい読みですが、「そうきゅう」も広く使われるようになっており、辞書によっては両方認めているものもあります。漢検では出題時の注意書きに従いましょう。

第8位:「漸く」

  • 正しい読み:ようやく
  • よくある誤読:しばらく

「暫く(しばらく)」と混同されることが多い漢字です。

第9位:「脆弱」

  • 正しい読み:ぜいじゃく
  • よくある誤読:きじゃく

「脆」を「き」と読む人がいますが、正しくは「ぜい」です。

第10位:「貼付」

  • 正しい読み:ちょうふ
  • よくある誤読:てんぷ

「貼」を「てん」と読むのは慣用読みです。正しくは「ちょうふ」ですが、「てんぷ」も広まっています。

書き取りで間違いやすい漢字

第11位〜第20位

順位間違いやすい箇所注意点
11「飛」の画数9画。余計な画を足してしまいがち
12「必」の書き順中央の点から書き始める
13「女」のバランス横画が最後。くの字と横画の交差位置に注意
14「臼」の内部内部に2本の短い縦画がある
15「凸」の書き順左の縦画から書き始める
16「丸」の最後の画最後は点ではなく払い
17「毎」の上部「母」ではなく横画2本と点2つ
18「令」の下部下部は「マ」の形。「ア」と書くのも許容される場合がある
19「離」の右側「隹」ではなく「離」固有の右辺構造に注意
20「麻」の内部「林」ではなく「木」が2つ(実質「林」だが配置が異なる)

第21位〜第30位

順位間違いやすい箇所注意点
21「進捗」の「捗」「歩」ではなく「少」が入る形
22「曖昧」の「曖」右側は「愛」の正しい字形で書く
23「語彙」の「彙」下部は「果」ではなく正確な構造を確認
24「挨拶」の「拶」右側の「夕」が3つ重なる形
25「顛末」の「顛」左側は「真」の上に点がつく形
26「憂鬱」の「鬱」29画の複雑な字。部分に分けて覚える
27「贅沢」の「贅」上が「敖」ではなく正しい構造を確認
28「痙攣」の「攣」上部の構造が複雑。手へんに注意
29「齟齬」の字形「歯」偏の漢字。右側の構造をそれぞれ確認
30「僭越」の「僭」にんべんに右側の構造。「潜」との混同に注意

間違いを防ぐための対策

対策1:混同しやすい漢字をペアで覚える

似た漢字はセットで学習し、違いを明確に意識することが重要です。「未」と「末」を別々に覚えるのではなく、2つを並べて違いを確認する学習法が効果的です。

対策2:間違いノートを作る

自分が間違えた漢字を記録するノートを作りましょう。間違えた日付、正しい字形、間違えた理由を書いておくと、復習の効率が上がります。

対策3:字源を調べる

漢字の成り立ち(字源)を知ると、なぜその字形なのかが理解でき、間違いにくくなります。例えば「衰」は衣の中に一が入る形で、着物が擦り切れて弱る様子を表しているとされます。

対策4:書き順アプリを活用する

書き順が正しくないと字形が崩れやすくなります。書き順を確認できるアプリや辞典を活用して、正しい書き順を身につけましょう。

対策5:定期的に確認テストを行う

覚えたつもりの漢字も時間が経つと記憶があいまいになります。1週間に1回程度、過去に間違えた漢字のテストを自分で行い、定着度を確認しましょう。

間違いやすい漢字を事前に把握し、重点的に対策することで、本番での失点を大幅に減らすことができます。

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