敬語クイズ10問|あなたの敬語力をチェック
普段何気なく使っている敬語、実は間違っていませんか。ビジネスシーンでよくある敬語の問題を10問用意しました。それぞれの問題で正しい表現を選び、解説を読んで敬語力を磨きましょう。
敬語クイズ(全10問)
第1問: 上司に予定を聞くとき
次のうち、正しい表現はどちらでしょうか。
- A: 部長、明日のご予定はございますか
- B: 部長、明日のご予定はおありでしょうか
正解: B
「ございますか」は丁寧語であり、上司の予定を聞く場面では尊敬語を使うのが適切です。「おありでしょうか」は「ある」の尊敬語「おありになる」を使った正しい表現です。ただし、実際のビジネスでは「ご予定はいかがでしょうか」という表現もよく使われます。
第2問: 社外の人に自社の上司を紹介するとき
- A: 弊社の田中部長をご紹介いたします
- B: 弊社の部長の田中をご紹介いたします
正解: B
社外の人に対して自社の人間を紹介する場合、役職名を名前の後ろにつけたり敬称を使ったりしてはいけません。「部長の田中」と役職を先に述べ、名前を呼び捨てにするのが正しいビジネスマナーです。
第3問: お客様が来たことを上司に伝えるとき
- A: 山田様がお見えになりました
- B: 山田様がいらっしゃいました
正解: どちらも正しい
「お見えになる」「いらっしゃる」はどちらも「来る」の尊敬語として正しい表現です。ただし「お見えになられました」とすると二重敬語になるので注意しましょう。
第4問: 取引先に資料を送ったことを伝えるとき
- A: 資料をお送りさせていただきました
- B: 資料をお送りいたしました
正解: B
資料を送ることに相手の許可は通常必要ないため、「させていただく」は過剰です。「お送りいたしました」で十分な謙譲表現になります。
第5問: 電話で名前を聞くとき
- A: お名前を頂戴してもよろしいでしょうか
- B: お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか
正解: B
名前は物ではないので「頂戴する」は不適切です。名前を「聞く」という行為の謙譲語「お伺いする」を使います。ただし名刺をもらう場面では「お名刺を頂戴できますか」は正しい表現です。
第6問: 相手の話がわかったと伝えるとき
- A: 了解しました
- B: 承知いたしました
正解: B
ビジネスシーンでは「承知いたしました」「かしこまりました」が適切です。「了解しました」は文法的には間違いではありませんが、目上の人や取引先に対して使うのは避けたほうが無難とされています。
第7問: 会議に出席するか聞かれたとき
- A: 出席させていただきます
- B: 出席いたします
正解: 場面による
相手から会議への招待を受け、出席の許可を得た場合は「出席させていただきます」が適切です。自分が当然出席する会議の場合は「出席いたします」で十分です。
第8問: メールの書き出し
- A: いつもお世話になっております
- B: いつもお世話になります
正解: A
ビジネスメールの定番の書き出しは「お世話になっております」です。「なります」は未来形のニュアンスがあり、初めての相手なら「お世話になります」、継続的な関係なら「お世話になっております」を使います。
第9問: 上司に意見を述べるとき
- A: 私的には反対です
- B: 私としては反対でございます
正解: B
「私的には」は若者言葉であり、ビジネスでは不適切です。「私としては」「私の意見としましては」などの表現を使いましょう。
第10問: 社外の人に上司が不在であることを伝えるとき
- A: 田中はただいま席を外しております
- B: 田中部長はただいま席を外されております
正解: A
社外の人に自社の人間のことを話す場合は、謙譲語を使い、役職をつけず呼び捨てにします。「田中はただいま席を外しております」が正しい表現です。
結果診断
| 正解数 | 評価 |
|---|---|
| 9〜10問 | 敬語マスター。ビジネスの場で自信を持って話せるレベルです |
| 7〜8問 | 十分な敬語力。細かいポイントを復習すれば完璧です |
| 5〜6問 | 基本はできています。間違えた部分を重点的に学びましょう |
| 4問以下 | 基礎から見直しましょう。日常で意識して練習することが大切です |
まとめ
敬語は知識として覚えるだけでなく、実際のビジネスシーンで使うことで身につきます。間違えた問題は関連記事で詳しく学び、日常のメールや会話で意識して使ってみてください。繰り返し使うことで自然な敬語が身につきます。