会議で使う敬語ガイド|発言・質問・進行の例文集
会議 発言 進行 ビジネスマナー
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会議は多くの人が集まる場であり、適切な敬語を使うことでスムーズな議論と良好な人間関係を保てます。しかし、堅すぎると発言しづらくなり、砕けすぎると失礼になります。この記事では、会議の各場面で使える敬語フレーズを紹介します。
会議の開始・挨拶
司会(進行役)の冒頭挨拶
- 「本日はお忙しいところお集まりいただき、ありがとうございます」
- 「それでは定刻になりましたので、会議を始めさせていただきます」
- 「本日の議題は〜でございます。配布資料をご覧ください」
参加者としての挨拶
- 「お疲れさまです。よろしくお願いいたします」
- 社外の参加者がいる場合:「本日はお時間をいただきありがとうございます。株式会社ABCの田中でございます」
遅刻した場合
- 「遅くなりまして申し訳ございません。失礼いたします」
- 「お待たせして申し訳ございません」
発言するときの敬語
発言を切り出すフレーズ
- 「一点よろしいでしょうか」
- 「この件について、意見を述べさせていただいてもよろしいでしょうか」
- 「補足してもよろしいでしょうか」
- 「少しお時間をいただけますでしょうか」
意見を述べるフレーズ
- 「私の考えを申し上げますと、〜ではないかと存じます」
- 「〜という点について、一つ提案がございます」
- 「この件に関しまして、〜と考えております」
- 「個人的な意見ではございますが、〜だと感じております」
賛成を表すフレーズ
- 「おっしゃる通りだと思います」
- 「その方針に賛成でございます」
- 「私もその考えに同意いたします」
- 「〇〇さんのご意見に全く同感です」
反対意見を述べるフレーズ
反対意見は特に表現に気を配る必要があります。相手を否定するのではなく、別の視点を提示する形にすると角が立ちません。
- 「おっしゃることはよくわかりますが、別の観点から申し上げますと〜」
- 「ご意見を踏まえたうえで、一つ懸念がございます」
- 「確かにその通りですが、〜という点も考慮する必要があるのではないでしょうか」
- 「興味深いご意見ですが、〜という見方もあるかと存じます」
避けるべき表現:
- 「それは違うと思います」(直接的すぎる)
- 「でも〜」「しかし〜」で始める(否定から入る印象が強い)
確認を求めるフレーズ
- 「確認させていただきたいのですが、〜ということでよろしいでしょうか」
- 「念のためお伺いいたしますが、〜」
- 「私の理解が正しければ、〜ということでしょうか」
質問するときの敬語
質問の切り出し方
- 「一つお伺いしてもよろしいでしょうか」
- 「〜について質問がございます」
- 「差し支えなければ、〜についてお聞かせいただけますか」
詳しい説明を求めるとき
- 「もう少し詳しくお聞かせいただけますでしょうか」
- 「具体的にはどのようなことをお考えでしょうか」
- 「その点について、もう少し掘り下げてお話しいただけますか」
聞き取れなかったとき
- 「恐れ入りますが、もう一度おっしゃっていただけますか」
- 「申し訳ございません。〜の部分をもう一度お願いできますでしょうか」
司会進行の敬語
議題を切り替えるとき
- 「それでは次の議題に移らせていただきます」
- 「続きまして、〜の件について討議いたします」
- 「この議題については以上とさせていただき、次に進みたいと思います」
発言を促すとき
- 「この件について、〇〇さんのご意見をお聞かせいただけますか」
- 「他にご意見はございますでしょうか」
- 「何かお気づきの点がございましたら、お願いいたします」
話がそれたとき
- 「大変興味深いお話ですが、本日の議題に戻らせていただいてもよろしいでしょうか」
- 「その件は別の機会に改めて議論させていただければと存じます」
- 「時間の都合もございますので、本題に戻らせていただきます」
時間が迫っているとき
- 「お時間が迫ってまいりましたので、まとめに入らせていただきます」
- 「残り時間がわずかでございますので、要点を絞ってお願いいたします」
会議を締めるとき
- 「本日の会議は以上とさせていただきます。お忙しい中ご出席いただき、ありがとうございました」
- 「次回は〇月〇日を予定しております。議事録は後日共有いたします」
- 「本日の決定事項を確認いたします。第一に〜、第二に〜でございます」
プレゼンテーションの敬語
プレゼンの冒頭
- 「ただいまご紹介にあずかりました、営業部の田中でございます」
- 「本日は〜について発表させていただきます」
- 「お手元の資料をご覧ください」
プレゼン中の表現
- 「こちらのグラフが示しておりますように、〜」
- 「ここで注目していただきたいのが、〜という点でございます」
- 「次のスライドをご覧いただけますでしょうか」
プレゼンの締め
- 「以上で発表を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました」
- 「ご質問がございましたら、お受けいたします」
- 「お時間をいただき、ありがとうございました」
社外の人がいる会議での注意点
自社の人間に敬語を使わない
社外の参加者の前では、自社の上司にも謙譲語を使います。
- 社外がいるとき:「弊社の鈴木が申しておりましたが〜」
- 社内だけのとき:「鈴木部長がおっしゃっていましたが〜」
社外の人への表現
- 「御社のご提案について〜」
- 「先ほど山田様がおっしゃった点に関しまして〜」
自社を指す表現
- 「弊社」「当社」(書き言葉では「弊社」がより謙虚)
会議で避けるべき表現
| 避けるべき | 適切な表現 |
|---|---|
| ぶっちゃけ | 率直に申しますと |
| 要は | つまり |
| 一応 | 念のため |
| 〜ってことですか | 〜ということでしょうか |
| 微妙ですね | 検討の余地があるかと存じます |
| 無理です | 対応が難しい状況でございます |
| わかりません | 確認のうえ、改めてご回答いたします |
オンライン会議特有の敬語
オンライン会議では、対面にはない特有のフレーズが必要です。
接続確認
- 「お声は聞こえておりますでしょうか」
- 「画面は共有できておりますか」
通信トラブル時
- 「恐れ入りますが、音声が途切れておりました。もう一度お願いできますでしょうか」
- 「接続が不安定なようですので、一度入り直させていただきます」
画面共有
- 「画面を共有させていただきます」
- 「〇ページ目をご覧いただけますでしょうか」
まとめ
会議での敬語は、場の雰囲気に合わせつつ、相手への敬意を忘れない表現が求められます。発言の切り出し方、反対意見の述べ方、司会進行のフレーズを覚えておけば、自信を持って会議に参加できます。特に社外の人がいる場面では、自社の人間への敬語の切り替えを忘れないようにしましょう。
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