ピアノの折り方|折り紙で作るミニチュアピアノ
折り紙のピアノは、鍵盤が見える蓋を開いた状態のグランドピアノを表現できる、おしゃれな作品です。黒い折り紙で折ると本格的な雰囲気が出ます。完成後に鍵盤を描き加えると、ミニチュアのピアノとして飾って楽しめます。この記事では、折り紙1枚で作るピアノの折り方を解説します。
用意するもの
ピアノを折るために必要なものを確認しましょう。
折り紙の選び方
15cm四方の折り紙を1枚使います。黒がグランドピアノの定番色ですが、茶色で折るとアップライトピアノのような雰囲気になります。裏面が白い折り紙を選ぶと、鍵盤の部分が自然に白く表現されます。
仕上げ用の道具
鍵盤を描くための黒いペンが必要です。細い線が描けるペンがあると、白鍵と黒鍵の区別がつけやすくなります。
折り方の手順
手順1:対角線に折り目をつける
折り紙の色面を上にして、対角線で折って三角形を作ります。折り目をつけたら開き、もう一方の対角線でも折り目をつけて開きます。
手順2:中央に向かって折る
4つの角をそれぞれ中央の交点に向かって折ります。座布団折りと呼ばれる折り方で、ひとまわり小さな正方形ができます。
手順3:半分に折る
座布団折りの状態で、下辺を上辺に合わせて半分に折ります。横長の長方形になります。
手順4:手前の1枚を折り返す
手前の層の上辺を、2cmほど手前に折り返します。白い面(裏面)が見えるようにします。この白い部分が鍵盤になります。
手順5:左右を折り込んでピアノの形にする
長方形の左右をそれぞれ3cmほど裏側に折り込みます。これでピアノの横幅が決まります。左右の折り幅を同じにすることで、バランスのよい形になります。
手順6:蓋を立てる
手前に折り返した鍵盤部分の上にある層を、垂直に立ち上げます。これがピアノの蓋(屋根)の部分になります。立てた部分が倒れないように、底の部分をしっかり押さえて形を安定させましょう。
手順7:鍵盤を描いて仕上げる
白い鍵盤部分に黒いペンで線を引き、白鍵の区切りを描きます。白鍵の間に短い黒い長方形を描き加えると、黒鍵の表現になります。
きれいに仕上げるコツ
ピアノをリアルに仕上げるためのポイントです。
鍵盤の描き方
鍵盤をリアルに描くには、まず白鍵の縦線を等間隔で引きます。次に黒鍵の位置を意識して描き加えます。本物のピアノの鍵盤を参考にすると、より正確に描けます。
蓋の角度
グランドピアノの蓋は完全な垂直ではなく、少し斜め後ろに傾いているのが自然です。わずかに角度をつけるとリアルな雰囲気が出ます。
安定した形にする
ピアノが自立するように、底面を平らに整えます。蓋が重くて後ろに倒れる場合は、底面を少し広げるか、テープで固定するとよいでしょう。
飾り方のアイデア
完成したピアノの飾り方を紹介します。
音楽コーナーの飾り
ミニチュアのピアノを棚やデスクに飾ると、おしゃれなインテリアになります。小さな人形を横に置いて、ピアニストに見立てるのも楽しいでしょう。
メッセージカードに
ピアノを台紙に貼ってメッセージカードにすると、音楽好きの方へのプレゼントにぴったりです。発表会やコンクールのお祝いカードとしても素敵です。
音楽会のプログラム飾り
学校の音楽会やピアノの発表会のプログラムにピアノの折り紙を貼ると、華やかなアクセントになります。
ピアノにまつわる豆知識
折り紙を楽しみながら、ピアノについて少し学んでみましょう。
ピアノの歴史
ピアノの原型は1700年頃にイタリアのクリストフォリによって発明されたと言われています。正式名称は「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」で、「弱い音も強い音も出せるチェンバロ」という意味です。
グランドピアノとアップライトピアノ
グランドピアノは弦が水平に張られた大型のピアノで、コンサートホールで使われることが多いです。アップライトピアノは弦が垂直に張られたコンパクトなタイプで、家庭での練習用に広く普及しています。
まとめ
ピアノの折り紙は、蓋を立てる工程がユニークな中級レベルの作品です。黒い折り紙と白い裏面の対比で、自然にピアノの色合いが表現されるのが魅力です。鍵盤を描き加えることで完成度がぐっと高まります。音楽好きの方へのプレゼントやインテリアとして、ぜひ作ってみてください。