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バラの折り方|本格的な立体バラの上級折り紙

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折り紙のバラは、数ある折り紙作品の中でも最も美しいもののひとつです。花びらが幾重にも重なり合い、本物のバラのような優雅な姿を1枚の紙から作り出すことができます。工程には細かいねじりの技法が含まれ、上級者向けの作品ですが、完成した際の美しさは折り紙の枠を超えた芸術作品と呼べるものです。この記事では、川崎ローズとも呼ばれるタイプの本格的なバラの折り方を解説します。

用意するもの

正方形の折り紙1枚を用意します。サイズは15cm四方以上を推奨しますが、慣れないうちは20cm四方以上の大きめの紙がおすすめです。紙質は非常に重要で、薄すぎると折り目が定まらず、厚すぎるとねじりの工程が難しくなります。一般的な折り紙でも折れますが、タント紙やケント紙など適度な厚みとコシのある紙が最適です。色は赤やピンクが定番ですが、白や黄色、オレンジも美しい仕上がりになります。

折り方の手順

手順1:格子状の折り目をつける

まず紙に正確な折り目の格子を作ります。これがバラの花びらの基礎になるため、この工程の精度が仕上がりを大きく左右します。

折り紙の白い面を上にして置きます。下辺と上辺を合わせて半分に折り、折り目をつけて開きます。下辺を中央の折り目に合わせて折り、折り目をつけて開きます。上辺も中央に合わせて折り、折り目をつけて開きます。

これで横に4等分の折り目がつきました。同じ作業を縦方向にも行い、縦にも4等分の折り目をつけます。紙全体が16マスの格子に区切られた状態になります。

手順2:対角線の折り目をつける

紙を裏返して色のついた面を上にします。対角線に沿って三角形に折り、折り目をつけて開きます。もう一方の対角線でも折り目をつけます。

さらに、格子の各区切り線と対角線が交わる部分を利用して、追加の斜めの折り目をつけます。中央の正方形(4マス分)の対角線の折り目を重点的につけておきましょう。

手順3:中央のねじりを作る

バラの中心部分を作る最も重要な工程です。中央の4マスの領域に注目します。

格子の折り目と対角線の折り目を利用して、中央部分を時計回り(または反時計回り)にねじります。中央の交点を起点にして、4つの三角形の領域を順番に折り重ねていきます。

具体的には、中央の正方形の4辺に沿って、紙を立ち上げながら回転するように折りたたみます。1辺目を折りたたんだら、その上に2辺目を重ね、3辺目、4辺目と順番に折り重ねていきます。最後の辺は最初の辺の下に差し込むようにして固定します。

このねじりが成功すると、中央に小さな風車のような模様が現れます。これがバラの中心の花びらになります。

手順4:最初の花びらの層を作る

中央のねじりができたら、そこから外側に向かって花びらを作っていきます。ねじりの外側に隣接する4つの領域を、それぞれ花びらとして立ち上げます。

中央のねじりと同じ方向(時計回りなら時計回り)に、外側の紙を折り重ねていきます。格子の折り目に沿って紙を立ち上げ、隣の花びらの上に重ねるように畳みます。

この層ができると、中央のねじりを囲むように4枚の花びらが並んだ形になります。

手順5:外側の花びらの層を作る

さらに外側の紙を使って、もう1層の花びらを作ります。手順4と同じ要領で、外側の領域を花びらとして折り重ねます。

この段階で紙が何層にも重なるため、折り込みにくくなることがあります。丁寧に折り目を整えながら進めましょう。

手順6:花びらの形を整える

すべての花びらが折り重なったら、ひとつひとつの花びらの形を整えます。花びらの先端を外側にカールさせると、本物のバラのような自然な開き方になります。

花びらをカールさせるには、指で花びらの先端を軽く巻きます。鉛筆やペンに花びらを巻きつけてカールをつけるときれいに曲がります。中心に近い花びらは小さくきつめに、外側の花びらは大きくゆったりとカールさせると自然な仕上がりになります。

手順7:底面を整える

バラを裏返して底面を確認します。底面の折り込みが開いてこないように、折り目をしっかり押さえます。必要に応じて、底面の角を内側に折り込んで固定します。

底面が平らに整うと、バラを立てて飾ることができます。

きれいに仕上げるコツ

バラの折り紙を美しく仕上げるためのポイントをいくつか紹介します。

最初の格子の折り目を正確につけることが、すべての工程の基盤になります。定規を使って正確に4等分の位置を測ってもよいでしょう。

中央のねじりの工程では、折り目に忠実に従いながら、紙の流れに逆らわないように折りましょう。無理に折ると紙が破れたり、形が歪んだりします。

花びらをカールさせる工程は、バラの印象を決める仕上げの工程です。急がずに1枚ずつ丁寧にカールさせましょう。

何度も折り直して練習することが上達への近道です。同じ紙でも、折るたびに手の感覚が育ち、よりきれいなバラが折れるようになります。

バラの飾り方

完成したバラの折り紙は、さまざまな方法で飾って楽しめます。

茎と葉をつけると、より本物に近い姿になります。緑色の折り紙で茎と葉を折り、バラの底面に差し込むか接着します。ワイヤーを茎として使い、フローラルテープを巻くとさらに本格的です。

花瓶に挿して飾れば、枯れない花として長く楽しめます。何本もバラを作って花束にすれば、豪華なインテリアになります。

額縁に入れて壁に飾るのも素敵です。バラを平面に近い状態に整えて額に収めれば、折り紙アートとして鑑賞できます。

プレゼントに添えれば、相手への特別な気持ちを伝えることができます。1枚の紙から作られたバラには、手間と心を込めた温かみがあります。

バラの折り紙の歴史

折り紙のバラにはさまざまなバリエーションがあります。特に有名なのは、数学者の川崎敏和氏が考案した「川崎ローズ」です。数学的な理論に基づいた折り方が特徴で、美しい仕上がりと再現性の高さから、世界中の折り紙愛好家に広まりました。

その後も多くの折り紙作家がバラの折り方を考案しており、花びらの枚数や開き方の異なるさまざまなバリエーションが存在します。

まとめ

バラの折り紙は、ねじりの技法を使った上級者向けの作品です。工程は複雑ですが、花びらが重なり合って生まれる美しさは、ほかの折り紙作品にはない特別な魅力があります。何度も練習を重ねて、自分だけの美しいバラを完成させてください。

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