なぞかけ問題15選|大喜利風で脳トレに挑戦
なぞかけとは、「○○とかけて△△と解く。その心は?」という形式の言葉遊びです。一見まったく関係のない2つのものに、同じ音で違う意味を持つ共通のキーワードを見つけ出す、日本の伝統的な知的遊戯です。落語や大喜利でもおなじみのこの形式は、語彙力と発想力を同時に鍛えてくれます。
この記事では、なぞかけを15問出題します。各問題で「○○とかけて△△と解く」の部分を示しますので、「その心」にあたる共通のキーワードを考えてください。
なぞかけの面白さは、答えを聞いたときの「なるほど」という納得感と、言葉の二重の意味に気づく瞬間にあります。それでは、頭をやわらかくして挑戦してみましょう。
問題編
第1問
お寿司屋さんとかけて野球選手と解く。その心は?
ヒント: お寿司屋さんがお寿司を作るときの動作と、野球選手がバットを持つときの動作に注目してください。
第2問
算数の難問とかけて雪だるまと解く。その心は?
ヒント: 算数の問題がうまくいくときと、雪だるまが春を迎えるとき。同じ動詞で表せます。
第3問
消防士とかけてテスト中の学生と解く。その心は?
ヒント: 消防士が火事の現場ですること。学生がテストの解答用紙の上ですること。同じ動詞です。
第4問
歯医者さんとかけてサッカー選手と解く。その心は?
ヒント: 歯医者さんが虫歯に対してする処置と、サッカー選手がドリブルで相手に対してすることは同じ動詞です。
第5問
本屋さんとかけてお相撲さんと解く。その心は?
ヒント: 書店の本にも、力士の体にも巻かれているものがあります。
第6問
電車とかけて人生と解く。その心は?
ヒント: 電車で別の路線に変わること。人生で新しい道を選ぶこと。同じ表現が使えます。
第7問
お風呂とかけて入学試験と解く。その心は?
ヒント: お風呂でする動作と、入学試験で最も大事なことは、同じ1つの動詞で表現できます。
第8問
布団とかけて釣りと解く。その心は?
ヒント: 朝起きたときに布団に対してすること、釣り人が魚に対してすること。上に持ち上げる動作です。
第9問
ピアノとかけて風邪と解く。その心は?
ヒント: ピアノで演奏するときの動詞と、風邪になるときの動詞は同じ音です。
第10問
ネクタイとかけて落語家と解く。その心は?
ヒント: ネクタイを身につけるとき、落語家が噺を終えるとき。首元の動作とフィナーレの動作が同じ言葉です。
第11問
結婚式とかけてボーリングと解く。その心は?
ヒント: 結婚式でブーケに対してすること、ボーリングでボールに対してすること。同じ動詞です。
第12問
散髪屋さんとかけて犬と解く。その心は?
ヒント: 散髪屋さんが扱うものと、犬が飼い主の手に対してすること。同じ音で漢字が違います。
第13問
傘とかけて将棋と解く。その心は?
ヒント: 雨の日に傘に対してする動作と、将棋で駒に対してする動作。1つの動詞です。
第14問
鏡とかけて風邪と解く。その心は?
ヒント: 鏡に自分の姿が現れること、風邪が人から人へ広がること。同じ動詞で表現できます。
第15問
洗濯とかけて難しい仕事と解く。その心は?
ヒント: 洗濯で雑巾やタオルに対してすること、難しい仕事で頭に対してすること。水と知恵に共通する動詞です。
答えと解説
ここからは答えの発表です。共通のキーワードを見抜けたか、確認してみましょう。
第1問の答え
お寿司屋さんとかけて野球選手と解く。その心は、どちらも**「にぎる」**のが大事。
解説: お寿司屋さんは寿司を「握り」ます。野球選手はバットを「握り」ます。どちらも「にぎる」技術が勝負を分ける世界です。寿司職人のにぎりの強さ加減は長年の修行で身につくものですし、野球選手のバットの握り方も打率を左右します。
第2問の答え
算数の難問とかけて雪だるまと解く。その心は、どちらもうまくいけば**「とける」**。
解説: 算数の問題は考えれば「解ける」。雪だるまは暖かくなると「溶ける」。同じ「とける」でも、算数は嬉しい結果ですが、雪だるまにとっては悲しい結果です。漢字は違えど音が同じという、なぞかけの基本形です。
第3問の答え
消防士とかけてテスト中の学生と解く。その心は、どちらも必死に**「けす(消す)」**。
解説: 消防士は火を「消し」ます。学生はテスト中に間違えた答えを消しゴムで「消し」ます。消防士は人命を守るため、学生は点数を守るため、どちらも「消す」作業に真剣です。
第4問の答え
歯医者さんとかけてサッカー選手と解く。その心は、どちらも華麗に**「ぬく(抜く)」**。
解説: 歯医者さんは虫歯を「抜き」ます。サッカー選手はドリブルで相手ディフェンダーを「抜き」ます。歯を抜くのは一瞬の技術、ドリブルで抜くのも一瞬のスピードとテクニック。どちらもプロの「抜き」の技が光ります。
第5問の答え
本屋さんとかけてお相撲さんと解く。その心は、どちらにも**「おび(帯)」**がある。
解説: 本屋さんの本には、推薦文やキャッチコピーが書かれた「帯」が巻かれています。お相撲さんは「まわし」と呼ばれる帯を身につけて土俵に上がります。どちらも「帯」がなければ様にならない、大事な存在です。
第6問の答え
電車とかけて人生と解く。その心は、どちらも**「のりかえ(乗り換え)」**が大事。
解説: 電車は目的地に行くために適切な「乗り換え」が必要です。人生も、転職や転居などの「乗り換え」がときに大きな転機になります。同じ路線にずっと乗り続けるだけが正解ではないのは、電車も人生も同じかもしれません。
第7問の答え
お風呂とかけて入学試験と解く。その心は、どちらも**「はいる(入る)」**かどうかが肝心。
解説: お風呂は「入る」もの。入学試験は合格して学校に「入る」もの。「お風呂に入る」はリラックスの象徴ですが、「試験に受かって入る」は緊張の極み。同じ「はいる」でも、心の持ちようはまるで正反対です。
第8問の答え
布団とかけて釣りと解く。その心は、どちらも朝から**「あげる(上げる)」**。
解説: 朝起きたら布団を「上げ」ます。釣り人は魚がかかったら竿を「上げ」ます。布団の上げ下ろしは毎日の日課、釣りの引き上げは歓喜の瞬間。どちらも「あげる」動作ですが、テンションは大違いです。
第9問の答え
ピアノとかけて風邪と解く。その心は、どちらも**「ひく(弾く・引く)」**もの。
解説: ピアノは鍵盤を「弾く」楽器。風邪は体調を崩して「引く」もの。ピアノを弾くのは楽しいですが、風邪を引くのは辛いもの。同じ「ひく」でも天と地ほどの差があります。上手にピアノを弾いて、風邪は引かないのが理想ですね。
第10問の答え
ネクタイとかけて落語家と解く。その心は、どちらも最後は**「しめる(締める)」**。
解説: ネクタイは首元でキュッと「締め」ます。落語家は噺の最後をビシッと「締め」ます。朝のネクタイ締めで1日が始まり、落語のオチで席が締まる。どちらも「締め」が決まると気持ちいいものです。
第11問の答え
結婚式とかけてボーリングと解く。その心は、どちらも**「なげる(投げる)」**のが見どころ。
解説: 結婚式ではブーケを「投げ」るブーケトスがあります。ボーリングではボールを「投げ」てピンを倒します。ブーケトスで幸運をつかむか、ボーリングでストライクを取るか。どちらも「投げる」瞬間にドラマが生まれます。
第12問の答え
散髪屋さんとかけて犬と解く。その心は、どちらも**「かみ(髪・噛み)」**に関係がある。
解説: 散髪屋さんは「髪(かみ)」を切るのが仕事。犬は嬉しいときも怒ったときも「噛み(かみ)」ます。同じ「かみ」でも、片方はハサミで、もう片方は歯で。散髪屋さんに噛まれることはありませんが、犬に髪を切ってもらうことも…ないですね。
第13問の答え
傘とかけて将棋と解く。その心は、どちらも**「さす(差す・指す)」**。
解説: 傘は雨の日に「差し」ます。将棋は駒を「指し」ます。日本語の「さす」は非常に多義的で、傘を差す、将棋を指す、日が差す、刀を刺すなど、場面によって漢字も意味も変わります。なぞかけに最適な動詞の一つです。
第14問の答え
鏡とかけて風邪と解く。その心は、どちらも**「うつる(映る・移る)」**。
解説: 鏡には姿が「映り」ます。風邪は人から人に「移り」ます。鏡に映る自分の姿は見たいものですが、風邪がうつるのは避けたいもの。同じ「うつる」でも、歓迎されるものとされないものがあります。
第15問の答え
洗濯とかけて難しい仕事と解く。その心は、どちらも**「しぼる(絞る)」**のが大変。
解説: 洗濯では雑巾やタオルの水を「絞り」ます。難しい仕事では知恵を「絞り」ます。手で水を絞るのも力がいりますが、頭で知恵を絞るのはもっと大変かもしれません。どちらも「しぼる」ことで良い結果が生まれます。
まとめ
15問のなぞかけ、いくつ「その心」を見抜けましたか?
正解数による評価:
- 13問以上正解: なぞかけの達人です。言葉の二重の意味を瞬時に見抜く力があります。大喜利大会に出場しても活躍できるレベルです。
- 9問から12問正解: なかなかのセンスです。日本語の多義性をよく理解しており、言葉遊びを楽しむ素養があります。
- 5問から8問正解: 基本的ななぞかけのパターンは押さえています。同音異義語に注目する練習を重ねると、もっと正解数が増えるでしょう。
- 4問以下: なぞかけは慣れが大切です。答えを見て「なるほど」と思えたら、その感覚を大事にしてください。日本語には同じ音で違う意味を持つ言葉が多いので、日常の中で意識してみると発見があります。
なぞかけの魅力は、2つの異なる世界を1つの言葉でつなげる瞬間の「うまい」という感覚にあります。自分でなぞかけを作ってみるのも面白い練習です。日常で使う動詞(にぎる、ひく、かける、さすなど)の複数の意味を考えてみると、新しいなぞかけのネタが見つかるかもしれません。
お気に入りの問題があれば、宴会や飲み会の席で披露してみてください。「うまい」と言ってもらえたときの快感は格別です。