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紅葉が美しい城ランキング|秋の城めぐりおすすめ10選

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秋の城めぐりは、紅葉に彩られた城郭の風情を楽しめる特別な季節です。赤や黄色に色づいた木々が城の石垣や天守を包み込む光景は、春の桜とはまた異なる趣深い美しさがあります。この記事では、紅葉が特に美しい城を10か所厳選してご紹介します。

東日本の紅葉が美しい城

まずは東日本で紅葉が見事な城をご紹介します。

会津若松城(福島県会津若松市)は、赤瓦の天守と紅葉が鮮やかなコントラストを見せる城です。2011年に葺き替えられた赤瓦は他の城にはない個性的な外観で、周囲のモミジやイチョウの紅葉とともに独特の秋景色を作り出します。見頃は10月下旬から11月上旬。堀端の紅葉越しに天守を望むアングルが人気の撮影スポットです。

松本城(長野県松本市)は、黒い天守と赤い紅葉の組み合わせが印象的な城です。内堀に映る紅葉と天守の逆さまの姿は、息を呑む美しさです。見頃は10月下旬から11月上旬。城内の紅葉は比較的こぢんまりとしていますが、北アルプスの初冠雪と紅葉と天守を同時に楽しめることもあり、信州ならではの秋の絶景を堪能できます。

上田城(長野県上田市)は、堀沿いのケヤキ並木の紅葉が美しい城です。約300本のケヤキが黄色からオレンジ色に染まり、落ち葉が堀の水面を覆う晩秋の風景も情緒があります。見頃は11月上旬から中旬。紅葉まつり期間中にはライトアップが行われ、幻想的な夜の紅葉を楽しめます。

中部・近畿の紅葉が美しい城

中部と近畿には、紅葉の名所として知られる城が数多くあります。

犬山城(愛知県犬山市)は、国宝天守と木曽川沿いの紅葉が織りなす秋景色で知られます。天守最上階から見下ろす木曽川と周囲の紅葉は壮大な眺めです。城下の針綱神社周辺のモミジも美しく、見頃は11月中旬から12月上旬。城と紅葉と木曽川を一枚に収めるには、犬山橋からの撮影がおすすめです。

彦根城(滋賀県彦根市)は、大名庭園「玄宮園」の紅葉が格別の美しさです。池に映る紅葉と天守のシルエットは、秋の彦根を代表する風景として知られています。見頃は11月中旬から12月上旬。夜間特別公開では玄宮園のライトアップが行われ、池面に映る紅葉と天守の光景は幻想的です。庭園内を散策しながら、さまざまな角度から天守と紅葉の組み合わせを楽しめます。

姫路城(兵庫県姫路市)は、白壁と紅葉の対比が美しい城です。西の丸庭園や好古園の紅葉が見どころで、特に好古園は9つの庭園でそれぞれ異なる紅葉の表情を楽しむことができます。見頃は11月中旬から12月上旬。好古園内の「御屋敷の庭」から望む紅葉と白壁は、格別の風情があります。

二条城(京都府京都市)は、世界遺産の城郭と紅葉の共演が楽しめます。二の丸庭園と本丸庭園のイチョウやモミジが色づく11月中旬から12月上旬が見頃です。秋の特別公開期間にはライトアップイベントが開催され、庭園の紅葉がプロジェクションマッピングなどの演出とともに幻想的に彩られます。

西日本の紅葉が美しい城

西日本にも紅葉の名城があります。

備中松山城(岡山県高梁市)は、秋の紅葉シーズンに雲海と紅葉を同時に楽しめる可能性がある稀有な城です。山頂の天守へ向かう登城道は紅葉のトンネルとなり、石垣と紅葉が調和する山城ならではの景観が広がります。見頃は11月上旬から中旬。早朝に展望台から雲海に浮かぶ城と紅葉の山を望む光景は、この時期だけの特別な体験です。

岡山城(岡山県岡山市)は、隣接する後楽園の紅葉と黒い天守の組み合わせが絵になる城です。日本三名園のひとつである後楽園のカエデが赤く色づく11月中旬から12月上旬が見頃です。園内の「唯心山」から望む天守と紅葉のアングルは、多くの写真家に愛される撮影スポットです。

高知城(高知県高知市)は、追手門から見上げる天守と紅葉の景色が美しい城です。城内のモミジが色づく11月下旬から12月上旬が見頃で、暖かい気候のため紅葉の時期がやや遅めです。天守と本丸御殿が揃って現存する唯一の城で、秋の風情のなかでゆったりと城を楽しむことができます。

秋の城めぐりを楽しむコツ

紅葉の城めぐりを最大限楽しむためのポイントをまとめます。

紅葉の見頃は地域や標高によって異なります。東北地方は10月中旬から11月上旬、関東・中部は11月上旬から中旬、近畿は11月中旬から12月上旬、四国・九州は11月下旬から12月上旬が目安です。山城は平地の城より1週間から2週間早く色づく傾向があります。

秋の城めぐりでは、日の短さに注意が必要です。11月は日没が16時台になるため、午前中から動き始めると複数の城を効率よく回ることができます。夕日に照らされた紅葉は特に美しく、閉門時間ぎりぎりの時間帯も狙い目です。

紅葉のライトアップを実施する城は年々増えています。昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しめるため、可能であれば昼と夜の両方を訪れるのがおすすめです。三脚が使用可能かどうかは事前に確認しておきましょう。

天候が曇りの日は紅葉の赤が鮮やかに映り、写真撮影には好条件です。雨上がりの濡れた石垣と紅葉の組み合わせも風情があり、天候に恵まれなくても美しい景色に出会えるのが秋の城めぐりの魅力です。

まとめ

紅葉と城の組み合わせは、日本の秋を象徴する美しい風景です。春の桜とは異なる、しっとりとした趣のある秋の城景色は、城めぐりの上級者にも新鮮な感動を与えてくれます。彦根城の玄宮園、備中松山城の雲海と紅葉、犬山城の木曽川沿いの紅葉など、それぞれの城に固有の秋の魅力があります。紅葉の見頃に合わせて、秋の城めぐりに出かけてみてはいかがでしょうか。

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