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カップとミリリットルの換算方法|日米英の違いも解説

カップ ミリリットル 計量 体積 変換
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カップとミリリットル(mL)の基本

カップ(cup)は料理の計量でよく使われる体積の単位ですが、国や地域によって容量が異なるため注意が必要です。

各国のカップの定義

カップの種類容量 (mL)主な使用地域
日本のカップ200 mL日本
アメリカのカップ (US cup)約236.59 mLアメリカ
イギリスのカップ (imperial cup)約284.13 mLイギリス(旧来)
メトリックカップ250 mLオーストラリア、ニュージーランド、カナダ

日本の計量カップは200mL、アメリカのカップは約237mL(= 8米液量オンス)、メトリックカップは250mLです。最大で約42%もの差(日本200mL vs イギリス284mL)があるため、海外のレシピを使う際にはどの国のカップかを確認することが重要です。

日本の料理レシピで「カップ1」と書かれていれば200mLを指します。アメリカのレシピで「1 cup」と書かれていれば約237mLです。オーストラリアのレシピの「1 cup」は250mLです。

換算の計算式

日本のカップとmLの変換

mL = 日本のカップ x 200 日本のカップ = mL / 200

アメリカのカップとmLの変換

mL = アメリカのカップ x 236.59 アメリカのカップ = mL / 236.59

メトリックカップとmLの変換

mL = メトリックカップ x 250 メトリックカップ = mL / 250

各国のカップ同士の変換

変換計算式
日本 → アメリカ日本カップ x 0.845
アメリカ → 日本アメリカカップ x 1.183
日本 → メトリック日本カップ x 0.800
メトリック → 日本メトリックカップ x 1.250
アメリカ → メトリックアメリカカップ x 0.946
メトリック → アメリカメトリックカップ x 1.057

概算で素早く計算する方法

アメリカのレシピを日本のカップで作る場合、最も実用的な概算方法は以下です。

アメリカ1カップ = 日本のカップ約1.2杯

つまり、アメリカのレシピの「1 cup」は日本の計量カップで約1杯と大さじ2〜3杯(1杯 + 約37mL)のイメージです。

逆に日本のレシピの「カップ1」をアメリカのカップで量る場合は「約0.85カップ」で、アメリカカップの約85%です。

早見表:カップとmLの対応

日本のカップ(200mL基準)

カップミリリットル (mL)大さじ換算
1/825大さじ1と2/3
1/450大さじ3と1/3
1/367大さじ4と1/2
1/2100大さじ6と2/3
2/3133大さじ8と2/3
3/4150大さじ10
1200大さじ13と1/3
1.5300大さじ20
2400大さじ26と2/3
3600大さじ40
51,000-

アメリカのカップ(約237mL基準)

カップ (US)ミリリットル (mL)液量オンス (fl oz)日本カップ換算
1/829.610.15
1/459.120.30
1/378.92.670.39
1/2118.340.59
2/3157.75.330.79
3/4177.460.89
1236.681.18
1.5354.9121.77
2473.2162.37
3709.8243.55
4946.4324.73

メトリックカップ(250mL基準)

カップ (metric)ミリリットル (mL)日本カップ換算
1/462.50.31
1/383.30.42
1/2125.00.63
2/3166.70.83
3/4187.50.94
1250.01.25
2500.02.50

生活の中での実用例

日本の料理レシピでの計量

日本の料理で使う基本的な計量単位の関係をまとめます。

計量器具容量 (mL)カップ換算
小さじ (5mL) x 151/40カップ
大さじ (15mL) x 1153/40カップ
大さじ x 345約1/4カップ弱
大さじ x 460約1/3カップ弱
大さじ x 7105約1/2カップ
カップ x 12001カップ

よく使う調味料のカップあたりの重さも把握しておくと便利です。液体は体積と重さがほぼ等しい(水は1mL = 1g)ですが、粉類や調味料は密度によって異なります。

食材カップ1杯の重さ(日本の200mLカップ)
200 g
牛乳約210 g
醤油約230 g
みりん約230 g
約200 g
砂糖(上白糖)約130 g
小麦粉(薄力粉)約110 g
片栗粉約130 g
パン粉約40 g
約170 g

同じカップ1杯でも、小麦粉は110g、砂糖は130g、水は200gと大きな差があります。レシピでグラム表記とカップ表記が混在している場合は、この換算表を参考にしてください。

海外レシピの換算

アメリカのレシピを日本のキッチンで再現する場合の主要食材の換算です。

アメリカのレシピ表記mL日本カップ換算備考
1 cup all-purpose flour237約1.2カップ薄力粉 約125g
1 cup sugar237約1.2カップ砂糖 約200g
1 cup butter237約1.2カップバター 約227g(2スティック)
1 cup milk237約1.2カップ牛乳 約237mL
1 cup rice237約1.3合米(アメリカカップ1杯)

アメリカのレシピで「1 cup of rice」と書かれている場合、日本の炊飯器の1合カップ(180mL)で量ると約1.3杯分になります。

お菓子作りでの計量の重要性

お菓子作り(製菓)では材料の正確な計量が仕上がりに大きく影響します。特に小麦粉や砂糖などの粉類は、すくい方や詰め方によってカップ1杯の重さが変わるため、プロの製菓ではグラム(重さ)での計量が推奨されています。

アメリカのお菓子レシピではカップ計量が一般的ですが、近年はグラム表記を併記するレシピも増えています。正確性を求める場合はキッチンスケール(はかり)を使ってグラムで計量するのがベストです。

炊飯と「合」カップの関係

前の記事でも触れましたが、米の計量カップ(1合 = 180mL)と料理用の計量カップ(200mL)の違いは混乱の原因になりやすいポイントです。

計量方法1杯の容量注意点
炊飯器付属カップ180 mL(1合)米専用。料理用と混同しない
日本の料理用カップ200 mLレシピの「カップ1」はこちら
無洗米用カップ約170 mL無洗米は同じ体積で重いため

無洗米用の計量カップは通常の米カップより小さめ(約170mL)に作られていることがあります。これは無洗米がヌカを除去しているぶん、同じ体積に入る米粒の数が多く、通常の1合カップで量ると多めに炊けてしまうためです。

カップ計量のコツ

液体の場合

液体をカップで量る場合は、カップを平らな場所に置き、目の高さで液面を確認します。液体は表面張力で縁が持ち上がるため(メニスカス)、液面の最も低い部分を目盛りに合わせます。

粉類の場合

粉類(小麦粉、砂糖など)をカップで量る場合は、スプーンですくってカップに入れ、ヘラや箸ですりきりにします。カップを粉の中に直接突っ込んでギュッと詰めると、空気が抜けて量が多くなってしまいます。

バター・固形物の場合

バターは200gの箱にグラムの目盛りがついているものが多いので、それを利用するのが簡単です。アメリカのレシピでは「1/2 cup butter」= 1スティック = 約113gという表記がよく見られます。

よくある疑問

海外レシピの「cup」が日本の200mLか不安なとき

レシピの発信元の国を確認しましょう。日本語のレシピなら200mL、英語でアメリカのサイトなら約237mL、オーストラリアのサイトなら250mLが基本です。判断がつかない場合は、他の材料の分量やグラム併記から推測するのも有効です。

「計量カップがない場合」の代替方法

大さじ1 = 15mLなので、大さじ13杯強で日本のカップ1杯(200mL)に相当します。また、一般的なマグカップは200〜250mL程度の容量がありますが、正確な計量には向きません。ペットボトルのキャップはメーカーにもよりますが約7.5mL程度です。

「cc」と「mL」と「カップ」の関係

1cc = 1mLなので、日本のカップ1杯 = 200cc = 200mLです。レシピによっては「cc」表記のものもありますが、mLと同じ値として扱って問題ありません。

まとめ

カップとミリリットルの換算は、使用する国のカップの容量を正しく把握することが最も重要です。日本のカップは200mL、アメリカのカップは約237mL、メトリックカップは250mLです。

海外レシピを作る際は「アメリカ1カップ = 日本のカップ約1.2杯」と覚えておくと便利です。粉類は体積と重さが大きく異なるため、正確性が求められるお菓子作りではグラム計量を推奨します。この記事の早見表を活用して、日々の料理に役立ててください。

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