タンイ帳 タンイ帳

合(ごう)とミリリットルの換算方法|早見表つき

ミリリットル 尺貫法 変換
広告スペース (article-top)

合(ごう)とミリリットル(mL)の基本

合(ごう)は日本の伝統的な体積の単位で、尺貫法に基づいています。1合は約180.39ミリリットルと定義されています。日本では主にお米やお酒の量を表す際に使われ、現在でも日常生活に深く根づいている単位です。

正確な定義は、1合 = 2401/13310リットル = 約0.18039リットルです。これは明治時代にメートル法との対応が法的に定められた値です。

尺貫法の体積の体系

単位合との関係ミリリットル換算リットル換算
勺(しゃく)1/10合約18.04 mL約0.018 L
合(ごう)1合約180.39 mL約0.180 L
升(しょう)10合約1,803.9 mL約1.804 L
斗(と)100合約18,039 mL約18.04 L
石(こく)1,000合約180,390 mL約180.4 L

「升」は一升瓶でお馴染みの単位で、約1.8リットルです。「斗」は「一斗缶」(約18リットル)の単位として今でも使われています。「石」は江戸時代の石高制度で有名な単位で、約180リットルに相当します。

換算の計算式

合からミリリットルへの変換

ミリリットル = 合 x 180.39

たとえば3合をmLに変換するには、3 x 180.39 = 541.2mLです。

ミリリットルから合への変換

合 = ミリリットル / 180.39

たとえば500mLを合に変換するには、500 / 180.39 = 2.77合です。

升からリットルへの変換

リットル = 升 x 1.8039

概算で素早く計算する方法

合の換算は180mLを基準にすると暗算しやすくなります。

方法1: 180を使う

  • 合からmL: 合の値を180倍する(誤差約0.2%)
  • 例: 2合 → 2 x 180 = 360mL(正確には360.78mL)

方法2: 「合数 x 18 = デシリットル」

  • 1合 = 約1.8デシリットル = 約0.18リットル
  • 例: 5合 → 5 x 0.18 = 0.9L(正確には0.902L)

方法3: 升は約1.8リットル

  • 1升 = 約1.8Lと覚えておけば、1升瓶のサイズ感で感覚がつかめる

早見表:合・升とmL・Lの対応

合からミリリットルの換算表

ミリリットル (mL)リットル (L)カップ換算(200mL)
0.590.20.090約0.45杯
1180.40.180約0.9杯
1.5270.60.271約1.35杯
2360.80.361約1.8杯
2.5451.00.451約2.26杯
3541.20.541約2.71杯
4721.60.722約3.61杯
5902.00.902約4.51杯
61,082.31.082約5.41杯
71,262.71.263約6.31杯
81,443.11.443約7.22杯
10 (1升)1,803.91.804約9.02杯

升からリットルの換算表

リットル (L)リットル (L)
0.50.90259.020
11.804610.823
23.608814.431
35.41210 (1斗)18.039
47.216100 (1石)180.39

生活の中での実用例

お米の計量

日本の家庭では、お米は「合」で計量するのが一般的です。炊飯器の目盛りも合を基準にしています。

米の量(合)米の体積 (mL)米の重さ(約)炊きあがりの重さ(約)
1合180 mL150 g330〜350 g
2合360 mL300 g660〜700 g
3合540 mL450 g990〜1,050 g
4合720 mL600 g1,320〜1,400 g
5合900 mL750 g1,650〜1,750 g
1升(10合)1,800 mL1,500 g3,300〜3,500 g

米1合は体積としては180mLですが、重さは約150gです(米粒の間に空気があるため、体積と重さが一致しない)。炊くと水を吸って約2.2〜2.3倍の重さになります。

米1合で炊いたご飯(約340g)は、お茶碗約2杯分に相当します。成人1人の1食分は約0.5〜0.7合、1日分は約1.5〜2合が目安です。

お米の計量カップについて

炊飯器に付属する計量カップは1合(180mL)が基準です。これは一般的な料理用計量カップ(200mL)とは異なるサイズなので注意が必要です。

計量器具容量
米用計量カップ180 mL(1合)
料理用計量カップ200 mL
アメリカンカップ約237 mL

料理用の200mL計量カップで米を量る場合、すりきり1杯は1合より約11%多い量になります。正確に1合を量りたい場合は、200mLカップの9割程度を目安にするか、重さ(150g)で計量するのが確実です。

日本酒の量

日本酒の容器や飲む量は合・升で表現されるのが伝統的です。

容器・量ミリリットルリットル
おちょこ1杯約0.2〜0.3合約36〜54 mL-
ぐい呑み1杯約0.5合約90 mL-
1合徳利1合180 mL0.18 L
2合徳利2合360 mL0.36 L
四合瓶4合720 mL0.72 L
一升瓶10合1,800 mL1.8 L
一斗樽100合18,000 mL18 L
四斗樽400合72,000 mL72 L

四合瓶(720mL)はワインボトル(750mL)にほぼ近いサイズです。一升瓶(1,800mL)はワインボトル2.4本分に相当します。

日本酒のアルコール度数は一般的に15〜16%で、1合(180mL)に含まれる純アルコール量は約22〜23gです。厚生労働省が示す「適度な飲酒」の目安は純アルコール約20g/日であり、日本酒なら約1合弱が目安となります。

料理酒・みりんの計量

レシピに「酒大さじ2」「みりん大さじ1」などと書かれている場合の換算は以下のとおりです。

表記ミリリットル合換算
大さじ115 mL約0.083合
大さじ230 mL約0.167合
大さじ345 mL約0.25合
カップ1/450 mL約0.28合
カップ1/2100 mL約0.55合
カップ1200 mL約1.11合

日本の伝統的な容器

日本の伝統的な容器は合・升を基準に作られています。

容器容量mL換算
枡(ます)一合1合180 mL
枡(ます)一升1升1,800 mL
醤油の量り売り1升単位1,800 mL
一斗缶1斗18,000 mL
酒樽(一斗)1斗18,000 mL

一斗缶は18リットル容量の金属缶で、食用油、塗料、溶剤などの容器として現在も広く使われています。

石(こく)と江戸時代の暮らし

1石(= 10斗 = 100升 = 1,000合)は約180.4リットルの体積で、米に換算すると約150kgです。江戸時代の石高制度では、この1石が「成人1人が1年間に消費する米の量」の目安とされていました。

石高の例石数米の重さ合換算
下級武士の俸禄30石約4,500 kg30,000合
中級武士の俸禄100石約15,000 kg100,000合
小藩の石高1万石約1,500トン1,000万合
加賀藩の石高100万石約15万トン10億合

1日3合の米を消費すると仮定すると、年間では3合 x 365日 = 1,095合 = 約1.1石となり、おおむね1石 = 1人1年分という見積もりが成り立ちます。

よくある疑問

炊飯器の「合」と「カップ」の違い

炊飯器の計量は合(180mL)が基準で、付属のカップも180mLです。しかし、レシピ本の「カップ」は200mLを指すため、混同すると炊飯量を間違える原因になります。炊飯器で使うカップは専用のものを使いましょう。

1合の米に水はどれだけ必要?

一般的には米1合(180mL)に対して水は約200mLが目安です。新米はやや少なめ、古米はやや多めに調整するのが一般的です。炊飯器の内釜に記された水位線に合わせるのが最も簡単な方法です。

お酒の「一升」と「一斗」の違い

1升 = 10合 = 約1.8リットルで、一升瓶のサイズです。1斗 = 10升 = 100合 = 約18リットルで、一斗缶のサイズです。居酒屋で「一斗樽」を鏡開きする場合、約18リットル(一升瓶10本分)の日本酒が入っています。

まとめ

合とミリリットルの換算は「1合 = 約180mL」「1升 = 約1,800mL(約1.8L)」を覚えておけば対応できます。お米の計量では「1合 = 180mL = 約150g」という関係も重要です。

米の炊飯、日本酒の量、料理の計量など、合は日本の食文化に深く根ざした単位です。この記事の早見表を活用して、日常の調理や食事の場面で正確な計量に役立ててください。

広告スペース (article-bottom)

あわせて読みたい