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かるたの遊び方|種類別ルールと取り方のコツ

かるた 伝統遊び お正月 日本の遊び ことわざ
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かるたは、読み札が読まれたら対応する取り札を素早く取り合う日本の伝統的なカードゲームです。お正月の定番遊びとして古くから親しまれ、いろはかるた、ことわざかるた、都道府県かるたなど多種多様なバリエーションが存在します。反射神経と記憶力の両方が試される遊びで、子供の学習教材としても広く活用されています。

この記事では、かるたの基本ルールと種類別の遊び方、札を素早く取るコツを紹介します。

基本情報

項目内容
プレイ人数3人〜(読み手1人+取り手2人以上)
使用するものかるた1セット(読み札+取り札)
対象年齢3歳頃〜(種類による)
おすすめの時期お正月、家族の集まり

かるたの構成

一般的なかるたは以下の構成です。

  • 読み札: 文章や句が書かれた札。読み手が読み上げる
  • 取り札: 読み札に対応する絵や文字が書かれた札。プレイヤーが取る

多くのかるたは「いろは」48文字に対応した48組で構成されています。

基本ルール

準備

  1. 取り札をすべて表向きに広げます。全員から見えるよう均等に並べましょう
  2. 読み手を1人決めます。読み手はゲームに参加しません
  3. 取り手は取り札の周囲に座ります

ゲームの進め方

  1. 読み手が読み札を1枚引き、声に出して読みます
  2. 取り手は対応する取り札を探して素早く手で押さえます
  3. もっとも早く取り札に触れたプレイヤーがその札を獲得します
  4. すべての取り札がなくなるまで繰り返します
  5. 獲得した札の枚数がもっとも多いプレイヤーの勝ちです

お手つきのルール

読まれていない札に触れてしまうとお手つきとなります。お手つきのペナルティはグループによって異なりますが、代表的なものは以下の通りです。

  • 獲得済みの札を1枚場に戻す
  • 1回休み
  • ペナルティなし(注意だけ)

かるたの種類

いろはかるた

もっとも基本的なかるたです。「い」から始まる読み札には「犬も歩けば棒に当たる」のような慣用句やことわざが書かれ、取り札には対応する絵と頭文字が描かれています。江戸時代から伝わる定番中の定番です。

ことわざかるた

ことわざを題材にしたかるたです。遊びながら自然とことわざを覚えられるため、教育的な効果が高いです。

都道府県かるた

47都道府県の特産品や名所が描かれたかるたです。地理の学習に役立ち、旅行のきっかけにもなります。

歴史人物かるた

歴史上の人物を題材にしたかるたです。各人物の業績が読み札に書かれており、歴史の学習教材として学校でも使われています。

四字熟語かるた

四字熟語とその意味が学べるかるたです。語彙力の向上に効果があり、中学受験の学習にも活用されています。

札を素早く取るコツ

取り札の配置を覚える

ゲーム開始前に取り札の配置をざっと確認しておくと、読み上げ後の反応が速くなります。特に自分の正面にある札を重点的に覚えましょう。

読み札の出だしを聞き取る

かるたの勝負は最初の1〜2文字で決まります。読み手が読み始めた瞬間に対応する取り札を判断できるよう、読み札の内容を事前に覚えておくのが理想です。

手の構えを工夫する

手は膝の上か、取り札の少し上に構えておきます。腕を伸ばした状態で構えると疲れるため、リラックスした姿勢で構えつつ、瞬時に手を出せる体勢を保ちましょう。

札が減ったら配置を再確認

ゲームが進むにつれて取り札が減っていきます。残った札の配置を随時確認し、次に読まれる可能性が高い札の位置を把握しておくことが大切です。

子供と遊ぶときの工夫

札の枚数を減らす

48枚すべてを使うと小さな子供には多すぎます。最初は10〜20枚程度に減らして、慣れてきたら枚数を増やしていきましょう。

読み上げの速度を調整する

小さな子供に合わせて、ゆっくり読み上げましょう。読み手が子供の様子を見ながらテンポを調整すると、全員が楽しめます。

絵を見せながら読む

取り札を探しやすいよう、読み手が読み札の絵を見せてあげるルールにすると、まだ文字が読めない幼児でも参加できます。

かるたの歴史

起源と発展

かるたの起源は安土桃山時代にポルトガルから伝わったカードゲーム「カルタ」にさかのぼります。日本で独自に発展し、江戸時代には「いろはかるた」が庶民の間で広まりました。

地域による違い

いろはかるたには「江戸版」と「上方(京都・大阪)版」があり、同じ文字でも異なることわざが使われています。たとえば「い」は江戸版では「犬も歩けば棒に当たる」、上方版では「一寸先は闇」です。

競技かるた

百人一首を使った競技かるたは、畳の上で行われる本格的な競技として発展しています。全日本かるた協会が公式大会を運営しており、名人位やクイーン位を争う熱い戦いが繰り広げられています。

まとめ

かるたは、読み上げられた札を素早く見つけて取るシンプルなルールの中に、記憶力、反射神経、集中力が試される奥深い遊びです。ことわざや歴史、地理など学びの要素を含んだかるたも豊富で、楽しみながら知識を身につけられます。

お正月の家族の集まりや、子供の学習の場で、ぜひかるたを楽しんでみてください。枚数や読み上げ速度を調整すれば、幼児から大人まで全員が楽しめる懐の深い遊びです。

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