許可を求める敬語フレーズ集|丁寧なお願いの仕方
許可 お願い ビジネス敬語 フレーズ集 丁寧語
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ビジネスでは、上司に休暇の許可を求めたり、クライアントに仕様変更の承諾をいただいたりと、許可を取る場面が多くあります。カジュアルに「いいですか」と聞くのと、丁寧に「よろしいでしょうか」と聞くのでは印象が大きく変わります。この記事では、許可を求める際に使える敬語フレーズを丁寧さのレベル別、場面別に紹介します。
許可を求める基本フレーズ
丁寧さのレベルに応じた許可表現を整理します。
丁寧さレベル別一覧
| レベル | フレーズ | 使う場面 |
|---|---|---|
| 標準 | 〜してもいいですか | 親しい同僚 |
| 丁寧 | 〜してもよろしいですか | 社内の上司 |
| より丁寧 | 〜してもよろしいでしょうか | 社外の方 |
| 高 | 〜させていただいてもよろしいでしょうか | フォーマルな場面 |
| 最高 | 〜のお許しを頂戴できますでしょうか | 公式な場面 |
「よろしいでしょうか」の使い方
「よろしいでしょうか」はもっとも汎用性の高い許可表現です。
- 「席を外してもよろしいでしょうか」
- 「一点確認してもよろしいでしょうか」
- 「こちらの方法で進めてもよろしいでしょうか」
「させていただく」を使った許可表現
「させていただく」は、相手の許可を得て行う動作に使います。
- 「お休みをいただいてもよろしいでしょうか」
- 「ご同行させていただいてもよろしいでしょうか」
- 「写真を撮らせていただいてもよろしいでしょうか」
場面別の許可フレーズ
休暇・早退の許可を求める
- 「○月○日にお休みをいただきたいのですが、よろしいでしょうか」
- 「体調が優れないため、本日早退させていただけますでしょうか」
- 「私用のため、○日から○日まで有給休暇を申請させていただきたく存じます」
- 「午後から通院のため、半休を頂戴できますでしょうか」
資料や情報の使用許可を求める
- 「こちらの資料を社内共有させていただいてもよろしいでしょうか」
- 「御社のロゴをパンフレットに掲載させていただけますでしょうか」
- 「データを引用させていただいてもよろしいでしょうか」
- 「こちらの情報を提案書に記載してもよろしいでしょうか」
行動の許可を求める
- 「お先に失礼してもよろしいでしょうか」
- 「こちらに座らせていただいてもよろしいですか」
- 「窓を開けてもよろしいでしょうか」
- 「録音させていただいてもよろしいでしょうか」
仕様変更・スケジュール変更の許可
- 「仕様を一部変更させていただきたいのですが、ご了承いただけますでしょうか」
- 「納期を○日延長させていただけますでしょうか」
- 「会議の日程を変更させていただきたく存じますが、いかがでしょうか」
- 「予算を一部振り替えさせていただくことは可能でしょうか」
メールで許可を求めるフレーズ
メールの件名
- 「【ご相談】○○の件について」
- 「【お願い】○○の許可について」
- 「○○の変更についてのご相談」
メールでの切り出し
- 「一件ご相談させていただきたいことがございます」
- 「お忙しいところ恐れ入りますが、ご許可を頂戴したい件がございます」
- 「以下の件について、ご承認いただけますでしょうか」
メール文例:スケジュール変更の許可
○○様
いつもお世話になっております。
一件、ご相談させていただきたいことがございます。
○月○日に予定しておりました納品について、製造工程の都合上、○日ほど延長させていただきたく存じます。
ご迷惑をおかけして大変恐縮ではございますが、ご了承いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
メールでの結び
- 「ご検討のほど、よろしくお願いいたします」
- 「ご無理を承知のお願いではございますが、何卒ご容赦くださいませ」
- 「ご都合が悪い場合は、遠慮なくお申し付けください」
許可を受けた・断られた場合のフレーズ
許可を受けた場合
- 「ありがとうございます。それでは○○させていただきます」
- 「ご了承いただき、誠にありがとうございます」
- 「お許しいただき、感謝いたします」
条件付きで許可された場合
- 「承知いたしました。○○の条件で進めさせていただきます」
- 「ご指摘の点を踏まえた上で、対応してまいります」
許可が得られなかった場合
- 「承知いたしました。ご事情はよく理解できます」
- 「かしこまりました。別の方法を検討いたします」
- 「ご判断ありがとうございます。改めて検討いたします」
許可の敬語でよくある間違い
「〜していいですか」の問題点
「いいですか」は許可表現としてはカジュアルすぎます。ビジネスでは「よろしいでしょうか」を使いましょう。
- 不適切:「コピーしていいですか」
- 適切:「コピーさせていただいてもよろしいでしょうか」
「させていただく」の乱用
許可を前提としない場面で「させていただく」を使うと不自然です。
- 不自然:「本日の会議で発表させていただきます」(すでに予定されている場合)
- 自然:「本日の会議で発表いたします」
「させていただく」は、本当に相手の許可を得る場面で使いましょう。
許可と依頼の混同
許可を求める表現と、依頼の表現は異なります。
- 許可:「〜してもよろしいでしょうか」(自分がすることの許可)
- 依頼:「〜していただけますでしょうか」(相手にしてもらうこと)
許可表現を自然に使うコツ
理由を添える
許可を求める際は、理由を簡潔に添えると相手が判断しやすくなります。
- 「資料作成のため、データをお借りしてもよろしいでしょうか」
- 「来客対応のため、席を外させていただいてもよろしいでしょうか」
代替案を用意する
許可が得られない可能性を考慮して、代替案を用意しておくと円滑です。
- 「○月○日が難しければ、○月○日でも調整可能でございます」
- 「ご都合が悪い場合は、別の方法をご提案いたします」
感謝を忘れない
許可をいただいた際は、必ずお礼を伝えましょう。
- 「お忙しい中、ご了承いただきありがとうございます」
- 「お許しいただき、大変助かります。ありがとうございます」
まとめ
許可を求める敬語フレーズは、「よろしいでしょうか」を基本形として、場面や相手に応じて丁寧さを調整することが大切です。理由を添え、代替案を用意し、許可をいただいたら感謝の言葉を忘れない。こうした配慮を重ねることで、許可を得やすく、かつ良好な関係を保てます。
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