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受付対応の敬語ガイド|来客応対で使える丁寧な表現

受付 来客対応 ビジネスマナー 接客 敬語フレーズ
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オフィスの受付対応は、会社の第一印象を決める重要な場面です。来客を迎える際の言葉遣いひとつで、会社全体の評価が左右されることもあります。適切な敬語を使いこなせれば、来訪者に安心感を与え、スムーズな応対ができます。この記事では、来客対応の一連の流れに沿って、使える敬語フレーズを紹介します。

お出迎えのフレーズ

来客に気づいたとき

来訪者に気づいたら、すぐに立ち上がって挨拶しましょう。

  • 「いらっしゃいませ」
  • 「お待ちしておりました」
  • 「本日はお越しいただきありがとうございます」

お名前と用件を確認する

  • 「恐れ入りますが、お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか」
  • 「どちらの会社の方でいらっしゃいますか」
  • 「ご用件をお伺いしてもよろしいでしょうか」
  • 「お約束はいただいておりますでしょうか」

アポイントがある場合

  • 「○○株式会社の○○様でいらっしゃいますね。お待ちしておりました」
  • 「○○との○時のお約束でございますね。ただいま申し伝えます」
  • 「承知いたしました。○○はまもなく参りますので、少々お待ちくださいませ」

アポイントがない場合

  • 「恐れ入りますが、ただいま確認してまいりますので、少々お待ちいただけますでしょうか」
  • 「あいにく○○は外出しておりますが、戻り次第ご連絡させていただくことは可能でございます」
  • 「申し訳ございません。○○は本日終日不在でございます」

案内のフレーズ

応接室・会議室への案内

  • 「ご案内いたします。こちらへどうぞ」
  • 「○階の応接室にご案内いたします」
  • 「恐れ入りますが、こちらにお掛けになってお待ちくださいませ」

エレベーターでの案内

  • 「エレベーターはこちらでございます」
  • 「○階でございます。お先にどうぞ」(扉を押さえながら)
  • 「こちらのエレベーターで○階までお上がりください」

廊下での案内

案内する際は、来訪者の斜め前を歩き、曲がり角では一言添えます。

  • 「こちらを右に曲がります」
  • 「突き当たりの部屋でございます」
  • 「足元にお気をつけください」

待機中のフレーズ

飲み物を出す

  • 「お飲み物は何がよろしいでしょうか。コーヒーと紅茶がございます」
  • 「コーヒーをお持ちいたしました。どうぞ」
  • 「お茶をお入れいたしました。ごゆっくりどうぞ」

お待たせしている場合

  • 「お待たせして申し訳ございません。○○はまもなく参ります」
  • 「少々お時間がかかっておりまして、恐れ入ります」
  • 「あと5分ほどで参りますので、もう少しお待ちいただけますでしょうか」

担当者不在の場合

  • 「あいにく○○は席を外しておりまして、ただいま連絡を取っております」
  • 「申し訳ございません。○○は会議中でございまして、○時頃に終了の予定でございます」
  • 「○○に代わりまして、○○がご対応させていただいてもよろしいでしょうか」

見送りのフレーズ

基本の見送り

  • 「本日はお越しいただきありがとうございました」
  • 「お気をつけてお帰りくださいませ」
  • 「またのお越しをお待ちしております」

エレベーターまでの見送り

  • 「エレベーターまでお送りいたします」
  • 「本日はありがとうございました。お気をつけて」(扉が閉まるまでお辞儀)

玄関・ビルの出口までの見送り

重要な来客の場合は、玄関やビルの出口まで見送ります。

  • 「出口までお送りいたします」
  • 「足元にお気をつけください。本日は誠にありがとうございました」
  • 「お車のお手配はよろしいでしょうか」

受付対応のトラブル対処

名前が聞き取れなかった場合

  • 「恐れ入ります。もう一度お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか」
  • 「失礼ですが、お名前の漢字を教えていただけますでしょうか」
  • 「申し訳ございません。もう一度おっしゃっていただけますか」

担当者が見つからない場合

  • 「大変お待たせして申し訳ございません。ただいま担当者を確認しております」
  • 「恐れ入りますが、ご担当者のお名前をもう一度お教えいただけますでしょうか」
  • 「確認に少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか」

来訪者が予定と異なる人数の場合

  • 「恐れ入りますが、お連れの方のお名前もお伺いしてもよろしいでしょうか」
  • 「念のため、入館証をお渡しいたします」

受付対応の基本マナー

立ち居振る舞い

言葉遣いだけでなく、所作も大切です。

  • 来客に気づいたらすぐに立ち上がる
  • 笑顔で目を見て挨拶する
  • お辞儀は言葉を言い終えてから行う(語先後礼)
  • 案内時は来訪者の歩調に合わせる

電話での取り次ぎ

来客を応接室に案内した後、担当者に内線で連絡する際のフレーズです。

  • 「○○株式会社の○○様がお見えです」
  • 「○○様が○階の応接室でお待ちでございます」
  • 「○時のお約束の○○様がいらっしゃいました」

身だしなみのチェック

受付担当は会社の顔です。清潔感のある身だしなみを心がけ、不快感を与えない服装を意識しましょう。

セキュリティ対応のフレーズ

入館証の発行

セキュリティが厳しいオフィスでは、入館証の発行が必要な場合があります。

  • 「恐れ入りますが、入館証をお渡しいたします。ご退館の際にこちらにお戻しくださいませ」
  • 「セキュリティの都合上、こちらの入館証をお付けいただけますでしょうか」
  • 「お帰りの際に入館証を受付までお返しいただけますと幸いです」

セキュリティチェック

  • 「恐れ入りますが、お荷物の確認をお願いしてもよろしいでしょうか」
  • 「セキュリティゲートをお通りください」
  • 「来訪者のお名前をこちらの用紙にご記入いただけますでしょうか」

緊急時の対応

不審者や想定外の来訪者への対応も備えておく必要があります。

  • 「恐れ入りますが、お約束のない方のご入館はご遠慮いただいております」
  • 「担当者に確認いたしますので、しばらくお待ちいただけますでしょうか」

まとめ

受付対応の敬語は、「いらっしゃいませ」「ご案内いたします」「お待ちしておりました」を基本に、来客の状況に応じて柔軟に対応することが重要です。お出迎えから見送りまで、一貫して丁寧な言葉遣いと所作を心がけることで、会社の好印象につながります。

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