6月のお祭り|梅雨の晴れ間に楽しむ祭り
6月は梅雨の季節ですが、雨の合間を縫って魅力的な祭りが各地で開催されています。東京の山王祭、札幌のYOSAKOIソーラン祭り、大阪の愛染まつりなど、夏の祭りシーズンの幕開けを告げる行事をご紹介します。
山王祭
天下祭の格式
東京・日枝神社の山王祭は6月中旬に行われます。江戸時代には神輿が江戸城内に入ることを許された「天下祭」として、格式の高い祭りでした。二年に一度の本祭では、王朝装束の行列が都心のビル街を進む「神幸祭」が見どころです。
神幸祭の行列
約500人の行列は平安装束をまとい、皇居の周りを巡行します。御鳳輦(ごほうれん)を中心とした荘厳な行列は、東京のど真ん中で展開される時代絵巻そのものです。
YOSAKOIソーラン祭り
札幌の初夏を彩る
6月上旬に札幌市で開催されるYOSAKOIソーラン祭りは、約280チーム・三万人以上の踊り手が参加する大規模な踊りの祭りです。鳴子を持って踊るのがルールで、チームごとの個性豊かな振り付けと衣装が見どころです。
ファイナルステージ
大通公園のステージで行われるファイナルコンテストは、各チームが全力を尽くす感動のクライマックスです。
愛染まつり
大阪の夏祭りの先駆け
6月30日に大阪の四天王寺愛染堂で行われる愛染まつりは、大阪三大夏祭りの先陣を切る祭りです。宝恵駕籠(ほえかご)パレードでは、華やかな衣装の女性たちが駕籠に乗って練り歩きます。
夏越の祓(なごしのはらえ)
茅の輪くぐり
6月30日は一年の折り返しにあたり、全国の神社で「夏越の祓」が行われます。茅(かや)で作った大きな輪をくぐって半年間の穢れを祓う「茅の輪くぐり」は、6月の代表的な神事です。
水無月の和菓子
京都では夏越の祓に合わせて「水無月」という三角形の和菓子を食べる風習があります。氷を模した白い生地に小豆を載せた水無月は、暑気払いの意味が込められています。
その他の6月の祭り
百万石まつり
6月に金沢市で行われる百万石まつりは、加賀藩の栄華を再現する華やかな祭りです。武者行列や加賀鳶梯子登りが見どころです。
広島とうかさん
広島市の圓隆寺で6月に行われるとうかさん大祭は、浴衣姿の参拝客で賑わう広島の夏の風物詩です。
あじさい祭り
梅雨の季節ならではの風物詩として、鎌倉の明月院や東京の白山神社など各地であじさい祭りが開催されます。
6月の祭りの楽しみ方
雨対策
梅雨の時期は雨が避けられません。折りたたみ傘やレインコートを常備し、雨天でも楽しめる計画を立てましょう。
暑さ対策の開始
6月後半は気温が上がり始めます。水分補給をこまめに行い、熱中症対策を始める時期です。
まとめ
6月は梅雨の季節ながら、山王祭の格式ある行列、YOSAKOIソーランのエネルギッシュな踊り、夏越の祓の清らかな神事など、多彩な祭りが楽しめます。雨にも負けない日本の祭り文化の力強さを感じる月です。