さっぽろ雪まつりとは|雪像・氷像の見どころ完全ガイド
さっぽろ雪まつりは毎年2月上旬に札幌市で開催される日本を代表する冬のイベントです。巨大な雪像や透き通る氷像が市内各所に展示され、国内外から約200万人が訪れます。冬の北海道の魅力が凝縮されたこの祭りの見どころを詳しく紹介します。
歴史
始まり
さっぽろ雪まつりは1950年に地元の中高生が大通公園に6基の雪像を制作したことが始まりです。当初は小規模なイベントでしたが、年々規模が拡大し、現在では国際的にも知られる冬の祭典に成長しました。
発展
1955年に自衛隊が初めて大雪像の制作に参加し、巨大な雪像が祭りの目玉となりました。1974年には国際雪像コンクールが始まり、世界各国のチームが参加する国際的なイベントとなっています。
3つの会場
大通会場
大通公園の1丁目から12丁目(約1.5キロメートル)にわたって大小の雪像が展示されるメイン会場です。高さ15メートルを超える大雪像は圧巻で、制作には自衛隊やボランティアが約1ヶ月をかけて取り組みます。
大雪像のテーマには世界の有名建築物、人気キャラクター、時事的なテーマなどが選ばれます。その精緻な造形は「雪でここまで表現できるのか」と驚嘆する完成度です。
夜になるとプロジェクションマッピングが大雪像に投影され、昼間とは異なる幻想的な姿が楽しめます。
すすきの会場
すすきの会場は駅前通沿いに約60基の氷像が展示されます。透き通る氷に繊細な彫刻が施された氷像は、ライトアップされると宝石のような美しさを放ちます。
すすきのの繁華街の中にあるため、氷像見学の後に食事や飲み物を楽しめるのも魅力です。
つどーむ会場
つどーむ会場は体験型のアクティビティが中心で、巨大な滑り台やスノーラフティングなど、雪遊びを楽しめるエリアです。子ども連れの家族に特に人気があります。
大雪像の制作過程
雪の調達
大雪像の制作には大量の雪が必要です。札幌市内および近郊から5トントラック数百台分の雪が運ばれ、大通公園に集められます。
制作の工程
まず木枠を組んで雪を詰め固め、巨大な直方体の雪のブロックを作ります。その後、デザイン画に基づいてチェーンソーやスコップで雪を削り出し、細部を仕上げていきます。大雪像1基の制作には約1ヶ月を要します。
国際雪像コンクール
毎年、世界各国のチームが参加する国際雪像コンクールが開催されます。限られた雪のブロックから芸術的な雪像を制作する技術と創造性が競われ、各国の文化や表現の違いが反映された作品が並びます。
観覧ガイド
服装と防寒対策
2月の札幌は平均気温がマイナス3度程度で、最低気温はマイナス10度を下回ることもあります。防寒着、防水のブーツ、手袋、耳当て、使い捨てカイロは必須です。
路面は圧雪やアイスバーンになっていることが多いため、滑りにくい靴底の靴を選びましょう。
おすすめの時間帯
昼間は雪像の細部が見やすく、写真撮影にも適しています。夜はライトアップやプロジェクションマッピングが行われ、幻想的な雰囲気を楽しめます。両方の時間帯に訪れるのが理想的です。
札幌グルメ
雪まつり期間中は会場内にグルメブースが設けられ、北海道の味覚を楽しめます。味噌ラーメン、スープカレー、ジンギスカン、海鮮丼など、体が温まる北海道グルメは冬の札幌の楽しみの一つです。
まとめ
さっぽろ雪まつりは巨大な雪像と精緻な氷像が札幌の街を彩る冬の祭典です。大通会場の大雪像の迫力、すすきの会場の氷像の美しさ、つどーむ会場の雪遊びの楽しさと、3つの会場でそれぞれ異なる体験ができます。しっかりとした防寒対策のうえ、冬の北海道ならではの祭りを堪能してください。