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身体の難読漢字20選|体の部位を漢字で読む

難読漢字 身体 漢字クイズ 読み方 医療
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自分の体のことなのに漢字で書かれると読めない部位が意外と多いものです。病院の問診票や解剖学の本で見かける漢字に戸惑った経験がある方もいるでしょう。この記事では、身体にまつわる難読漢字を20個厳選し、読み方と意味、日常で使われる場面を紹介します。

頭部の漢字

頭や顔の部位には難読漢字が多く存在します。

顔まわりの漢字

漢字読み方意味覚え方のヒント
うなじ首の後ろ側項目の項は首の意味
あご口の上下の骨の部分客のように動く額
ほほ(ほお)顔の両側の柔らかい部分頁(ページ)に夾(はさむ)
まゆ目の上に生える毛目の上の尸(かたち)
まぶた目を覆う皮膚目の瞼(けん)は目蓋
えら顔の側面の骨張った部分月(肉)に思(おもう)

「項」は「うなじ」と読みます。古典文学では「うなじ」は女性の美しさを表す言葉として多く登場し、清少納言の『枕草子』にも美しいうなじについての記述があります。「項垂れる(うなだれる)」という動詞もこの字に由来します。

頭部の部位

漢字読み方意味覚え方のヒント
旋毛つむじ頭頂部の毛が渦を巻く部分毛が旋回している
びん耳の前のこめかみ付近の髪髟(かみがしら)に賓
蟀谷こめかみ耳と目の間のくぼみ物を噛むと動く場所

「蟀谷」は「こめかみ」と読みます。米を噛むとこの部分が動くことから「米噛み」が転じて「こめかみ」になったとされています。漢字の「蟀谷」は中国医学に由来する表記です。

上半身の漢字

腕・手の漢字

漢字読み方意味覚え方のヒント
ひじ腕の関節部分月(肉)に寸で短い関節
てのひら手の内側の平らな部分手の上の尚(たっとい)
こぶし握りしめた手手を巻いて拳にする
わき腕と胴体の間月(肉)に夜で隠れた場所
二の腕にのうで肩から肘までの部分二番目の腕の意

「掌」は「てのひら」と読むほか、「しょう」と音読みすることもあります。「掌握(しょうあく)」は「手のひらで握る」という意味から「しっかりと手中に収める」ことを表します。「合掌(がっしょう)」は両手の平を合わせる動作です。

胴体の漢字

漢字読み方意味覚え方のヒント
へそ(ほぞ)腹部中央のくぼみ月(肉)に斉(ひとしい)
鳩尾みぞおち胸骨の下端のくぼみ鳩の尾に形が似ている
脹脛ふくらはぎすねの後ろ側の膨らんだ部分脛(すね)が脹(ふくら)む

「臍」は「へそ」と読むのが一般的ですが、「ほぞ」とも読みます。「ほぞを噛む」という慣用句は「臍を噛む」と書き、自分のへそに歯が届かないように、後悔してもどうにもならないことを意味します。

下半身の漢字

脚・足の漢字

漢字読み方意味覚え方のヒント
かかと足の裏の後方の部分足に重なるように踏む
くるぶし足首の両側の骨の出っ張り足の果(はて)の部分
すね膝から足首までの前面月(肉)に巠(けい)
ひざ脚の関節部分月(肉)に桼(うるし)の変形
爪先つまさき足の指の先端部分爪の先

「踵」は日常会話では「かかと」とひらがなで書くことが多いですが、文学作品や医学書では漢字で表記されることがあります。「踵を返す(きびすをかえす)」は「引き返す」という意味の慣用句で、この場合は「きびす」と読みます。

関節・骨の漢字

漢字読み方意味覚え方のヒント
鎖骨さこつ胸と肩をつなぐ骨鎖(くさり)のような形の骨
肋骨ろっこつ胸を囲む弓形の骨力を助ける骨

「鎖骨」は首の付け根にある細長い骨で、鎖(チェーン)のように見えることからこの名前がつきました。スポーツなどで折れやすい骨としても知られています。

内臓の漢字

主要な臓器

漢字読み方意味覚え方のヒント
膵臓すいぞう消化酵素とホルモンを分泌する臓器月(肉)に萃(あつまる)
脾臓ひぞう血液の浄化を行う臓器月(肉)に卑(ひくい)
腎臓じんぞう尿を生成する臓器月(肉)に臣(しん)又
膀胱ぼうこう尿を貯める袋状の臓器月(肉)に旁(かたわら)の胱

「膵臓」の「膵」は日本で作られた国字です。宇田川榛斎という蘭学者が、オランダの医学書を翻訳する際にこの字を考案しました。「萃」には「集まる」という意味があり、多くの消化液が集まる臓器であることを表しています。

身体の漢字に関する豆知識

月へん(にくづき)の秘密

身体に関する漢字の多くに「月」のような部首がついていますが、これは実は「月(つき)」ではなく「肉」を変形させた「にくづき」です。「腕」「腹」「脳」「胸」などすべて「にくづき」で、体の部位や状態を表しています。

慣用句に使われる身体漢字

身体の漢字は多くの慣用句にも登場します。「臍を噛む(後悔する)」「踵を返す(引き返す)」「眉を顰める(不快に思う)」「肘鉄を食らわす(拒絶する)」など、体の部位を使った表現は日本語を豊かにしています。

医療現場での漢字

病院の問診票やカルテには身体の漢字が多く使われます。「頸椎(けいつい)」「腰椎(ようつい)」「大腿骨(だいたいこつ)」など、医療用語として正確に読めると受診時にも役立ちます。

まとめ

身体にまつわる難読漢字は、日本語の奥深さを実感させてくれるものばかりです。「踵」「臍」「蟀谷」など普段ひらがなやカタカナで書く部位も、漢字には体の構造や特徴が巧みに表現されています。慣用句や医療用語とあわせて覚えれば、語彙力だけでなく実用的な知識も身につくでしょう。

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