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食べ物の難読漢字25選|読めると楽しい

難読漢字 食べ物 漢字クイズ 和食 読み方
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日本の食文化は豊かで、食べ物の名前にも独特な漢字が数多く使われています。メニューや看板で見かけても正しく読めないことが少なくありません。この記事では、食べ物にまつわる難読漢字を25個厳選し、読み方・意味・覚え方のコツをまとめて紹介します。

寿司ネタの難読漢字

寿司屋の湯呑みや木札に書かれた漢字は、日本人でも読めないものが多くあります。

魚介類の漢字(前半)

漢字読み方意味覚え方のヒント
まぐろクロマグロなど大型の回遊魚魚へんに「有」で大きな魚
ぶりスズキ目の大型魚魚へんに「師」で師走に旬
ひらめカレイ目の平たい魚魚へんに「平」で平たい
たらタラ科の魚魚へんに「雪」で冬が旬
かれいカレイ科の平たい魚魚へんに「葉」で葉のように薄い

「鮪」は「有」が「大きい」という意味を含むことから、大型の魚を指す漢字として定着しました。「鰤」は旧暦の師走に脂がのっておいしくなることから、「師」の字があてられたとされています。

魚介類の漢字(後半)

漢字読み方意味覚え方のヒント
海胆うにウニ綱の棘皮動物海の胆(きも)のような味
海鼠なまこナマコ綱の棘皮動物海にいる鼠のような形
章魚たこタコ目の軟体動物足が多い(章は文章の章)
蝦蛄しゃこシャコ目の甲殻類蝦(えび)に似た蛄(虫)
雲丹うにウニの加工品を指すことも雲のような丹(赤)色の身

「海胆」と「雲丹」はどちらも「うに」と読みますが、厳密には「海胆」が生きた状態のウニ、「雲丹」が加工された食品としてのウニを指すという使い分けがあります。

野菜・果物の難読漢字

野菜の漢字

漢字読み方意味覚え方のヒント
牛蒡ごぼうキク科の根菜牛の尾のように長い蒡
蕪菁かぶアブラナ科の根菜菁(あおな)の仲間で蕪
独活うどウコギ科の多年草独り立ちして活きる
慈姑くわいオモダカ科の水生植物慈しむ姑のように丸い
竜髭菜アスパラガスキジカクシ科の多年草竜の髭のような菜

「牛蒡」は中国語由来の漢字表記です。日本では食用として広く栽培されていますが、西洋ではあまり食べる習慣がなく、日本独自の食文化を代表する野菜の一つです。「竜髭菜」はアスパラガスの和名で、伸びた茎が竜の髭のように見えることに由来します。

果物の漢字

漢字読み方意味覚え方のヒント
石榴ざくろザクロ科の果実石のように硬い榴(つぶ)
無花果いちじくクワ科の果実花が無いように見える果実
鳳梨パイナップルパイナップル科の果実鳳凰の羽のような梨
枇杷びわバラ科の果実楽器の琵琶に形が似る
甘蕉バナナバショウ科の果実甘い蕉(芭蕉)の実

「無花果」は、花が実の内部に咲くため外から見ると花がないように見えることから名付けられました。実際には花がないわけではなく、実を割ると中に小さな花が密集しています。

和菓子の難読漢字

伝統的な和菓子

漢字読み方意味覚え方のヒント
善哉ぜんざい小豆を甘く煮た汁物「善き哉(よきかな)」の感嘆
御萩おはぎもち米を小豆で包んだ菓子萩の花に見立てた
金鍔きんつば餡を薄皮で包んで焼いた菓子刀の鍔に似た金色の形
落雁らくがん和三盆などを型押しした干菓子落ちてくる雁のように白い
求肥ぎゅうひ白玉粉に砂糖を加えて練った菓子牛の皮のようにやわらかい

「善哉」の名前の由来には諸説あります。一説には、一休禅師が初めてこの菓子を食べたとき「善哉(よきかな)」と感嘆したことに由来するといわれています。関東と関西では「ぜんざい」が指す菓子の内容が異なる点も面白い特徴です。

季節の和菓子

漢字読み方意味覚え方のヒント
柏餅かしわもち柏の葉で包んだ餅菓子端午の節句に食べる
月餅げっぺい中国由来の焼き菓子月に見立てた餅
草餅くさもちヨモギを練り込んだ餅草(ヨモギ)入りの餅

「柏餅」の「柏」はカシワの木のことで、新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が途絶えない」という縁起を担いでいます。端午の節句に食べる習慣は江戸時代に広まりました。

調味料・飲み物の難読漢字

調味料の漢字

漢字読み方意味覚え方のヒント
山葵わさびアブラナ科の香辛料山に生える葵に似た植物
芥子からしアブラナ科の香辛料芥(あくた)のように小さい子(種)

「山葵」は日本原産の植物で、すりおろして使う独特の辛味は日本料理に欠かせません。「芥子」は和がらしを指し、西洋のマスタードとは風味が異なります。

飲み物の漢字

日本茶にも難読漢字は存在します。「玉露(ぎょくろ)」は比較的読みやすいですが、「番茶(ばんちゃ)」を「ばんさ」と読んでしまう間違いは少なくありません。「焙じ茶(ほうじちゃ)」の「焙」は「あぶる」という意味で、茶葉を焙煎して作ることから名付けられました。

食べ物漢字の覚え方のコツ

部首から推測する方法

食べ物の漢字は部首にヒントが隠れていることが多いです。魚へんの漢字はほぼすべて魚の名前ですし、くさかんむりがつけば植物に関係する食べ物であることが推測できます。部首の意味を覚えておくと、初めて見る漢字でもおおよその見当がつきます。

語源を知る方法

漢字の語源を知ると記憶に残りやすくなります。例えば「無花果」が「花の無い果実」という意味だと知れば忘れにくくなります。漢字の成り立ちや由来を一緒に覚えることで、単なる暗記よりも定着率が高まります。

実物と結びつける方法

実際に食材を見たり食べたりしながら漢字を覚えるのも効果的です。スーパーの鮮魚コーナーには漢字表記の札がかかっていることがありますし、和菓子屋の包装紙にも漢字が使われています。日常生活の中で漢字に触れる機会を意識的に増やしてみましょう。

まとめ

食べ物にまつわる難読漢字は、日本の食文化の奥深さを映し出しています。寿司ネタの魚介類から和菓子まで、それぞれの漢字には由来や意味がしっかりと込められています。一度に全部覚えようとする必要はありません。食事の際にふと目にした漢字を一つずつ調べていくと、食べる楽しみと学ぶ楽しみを同時に味わえるでしょう。

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