ことわざの泉 ことわざの泉

知らぬが仏の意味と使い方|由来と例文も紹介

知らぬが仏 ことわざ 人間関係 心理
広告スペース (article-top)

「知らぬが仏」は、知らないでいるほうが心穏やかに過ごせるという意味のことわざです。事実を知ってしまえば腹が立ったり悲しんだりすることも、知らなければ仏のように穏やかな心でいられるという教訓です。

意味

基本的な意味

知らないでいれば心が乱れることもなく、仏のように穏やかな気持ちでいられるという意味です。真実を知ることが必ずしも幸せにつながるとは限らないという、人間心理への深い洞察を含んでいます。

二つの使われ方

一つは「知らないほうが幸せだ」という同情の意味で使われるケースです。もう一つは「事実を知らないで呑気にしている」という皮肉の意味で使われるケースです。文脈によってニュアンスが大きく変わります。

由来

仏教の「仏」のイメージに由来しています。仏は悟りを開いた存在であり、世俗の煩悩に心を乱されることがありません。知らないでいることで、あたかも仏のように穏やかな心境を保てるという発想からこのことわざが生まれました。

使い方と例文

同情の意味で

  • 彼は自分の噂を知らないから平気でいられるのだろう。知らぬが仏だ。
  • 子どもには言わないほうがいい。知らぬが仏というものだ。

皮肉の意味で

  • 自分がどう評価されているか本人は気づいていない。知らぬが仏とはこのことだ。
  • 会社の経営がどれほど危険な状態か、社員は知らぬが仏で呑気に過ごしている。

類義語

ことわざ意味
見ぬもの清し見なければ汚いものも気にならない
聞かぬは一生の恥知らないままでは恥になる(逆の立場)
触らぬ神に祟りなし関わらなければ災いはない

対義語

ことわざ意味
百聞は一見に如かず実際に見て確かめることが大事
知は力なり知識は力の源泉

英語での表現

  • Ignorance is bliss.(無知は至福)
  • What you don’t know can’t hurt you.(知らないことは傷つけない)

まとめ

「知らぬが仏」は、知らないほうが心穏やかでいられるという教訓のことわざです。同情の意味でも皮肉の意味でも使われます。すべてを知ることが幸福とは限らないという人間心理の本質を突いた言葉です。

広告スペース (article-bottom)

あわせて読みたい