なぞかけ大会の楽しみ方|参加から入賞まで
「なぞかけ大会」と一口に言っても、毎年同じ形式で開催される全国統一の大会があるわけではありません。企業のSNS企画、ラジオ番組のリスナー参加コーナー、地域振興イベント、学校や社内の余興、お笑い芸人同士の真剣勝負企画など、「なぞかけを披露して評価される場」はさまざまな形で存在しています。この記事では、実際に行われてきたそうした場の例を紹介しながら、参加者として楽しむための準備と、高評価・入賞を狙うためのポイントを解説します。
こんな場で「なぞかけ大会」は開催されている
企業のSNS企画
過去には、株式会社サンビジネスが知的財産をテーマにした「知財なぞかけコンテスト」を実施し、X(旧Twitter)でハッシュタグ「#ipnazo」を付けて応募する形式で作品を募集していました。企業がテーマを設定し、SNSのハッシュタグをつけて気軽に参加できる企画は、なぞかけを披露する入り口として挑戦しやすい形式です。
ラジオ番組のリスナー参加企画
ラジオ局がリスナー参加型のなぞかけ企画を組むこともあります。南日本放送(MBC)では、リスナーから寄せられたなぞかけを紹介する特別番組が放送されたこともありました。投稿するだけで参加できる手軽さが、ラジオ企画ならではの魅力です。
地域振興イベント
北海道のとかち帯広空港では、地域PRを兼ねて「なぞかけ大会」の作品を募集し、応募作品の中から結果を発表する企画が行われたことがあります。空港や商店街など、地域に根ざした場でなぞかけを募集するケースも見られます。
お笑い芸人同士の真剣勝負
なぞかけの名手として知られるお笑い芸人・ねづっちさんは、漫才コンビ「ナイツ」との「なぞかけ真剣勝負」と題した特別番組にテレビで出演したことがあります。また2010年12月17日には、ネイバージャパンが主催するSNSサイトの販促イベントで「謎かけ100問」に挑戦し、52分27秒で100問すべてに回答してギネス申請の資格を獲得、副賞として焼酎1年分が贈られたと報じられています。テレビやイベントでの真剣勝負は、なぞかけの完成度と瞬発力の両方が問われる舞台です。
学校行事・社内イベントの余興
全国規模の企画でなくても、学校の文化祭やクラスイベント、忘年会などの社内行事で「なぞかけ大会」と称した余興が行われることもあります。身近な場で気軽に挑戦できるのも、なぞかけの大会形式の魅力です。
参加前の準備
お題の傾向をつかむ
募集型の企画では、あらかじめテーマが決まっていることが多いです。「知財」「今年の出来事」のようにテーマが決まっている場合は、そのテーマに関連する言葉をできるだけ書き出し、同音異義語を探しておくと本番で慌てません。
今年の抱負とかけて、ビュッフェレストランのメニューととく そのこころは、どちらも「ほうふ(抱負/豊富)」なほど楽しみが広がります。
短い持ちネタを複数用意しておく
その場でお題を振られる形式では、いくつかのジャンルで短いなぞかけをあらかじめ用意しておくと安心です。「食べ物」「季節」「仕事」など、幅広いジャンルで1つずつ持っておくと、どんなお題にも対応しやすくなります。
本番で評価されやすいポイント
テンポの良さ
「そのこころは」の後がもたつくと、聞いている側の集中が切れてしまいます。掛詞の部分は短く言い切るほうが、聞き手に伝わりやすくなります。
お題との意外な組み合わせ
お題と答えが近すぎると意外性が薄れます。一見関係のない組み合わせほど「そう来たか」という反応を引き出しやすくなります。
ハンカチとかけて、正月のおみくじととく そのこころは、どちらも「ふく(拭く/福)」を期待します。
声の通りとタイミング
大勢の前で発表する場では、「とかけて」「ととく」「そのこころは」のリズムをはっきり発声することが大切です。間の取り方ひとつで、同じネタでも伝わり方が変わります。
入賞・高評価を目指す人へ
即興でなぞかけを作る瞬発力を鍛えるには、日頃から目についたものをお題にして考える練習が効果的です。前述のねづっちさんの謎かけ100問への挑戦のように、数をこなすことで反応速度が磨かれていきます。いきなり100問を目指す必要はありませんが、まずは1日1つ、身の回りのものでなぞかけを作ってみる習慣から始めてみるとよいでしょう。
傘とかけて、日々のストレッチととく そのこころは、どちらも「ひらく(開く)」と気持ちがいいです。
まとめ
なぞかけを披露する「大会」的な場は、企業のSNS企画からラジオ番組、地域イベント、お笑い芸人同士の真剣勝負まで、実に多様な形で存在しています。どの場に参加するにしても、お題の傾向をつかんで準備をしておくこと、テンポよく意外性のある組み合わせを見せること、そして日頃から即興力を鍛えておくことが、高評価や入賞への近道です。まずは身近な場から、気軽になぞかけを披露してみてください。