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沖縄の琉球由来の難読地名15選

難読地名 沖縄県 琉球 地名の由来
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沖縄県の地名は琉球語(うちなーぐち)に由来するものが多く、本土の日本語の漢字の読み方とは大きく異なります。漢字を見ただけでは全く読めないものも珍しくなく、日本で最も難読地名が多い地域の一つといえます。ここでは琉球由来の難読地名を15個紹介します。

沖縄の地名の特徴

琉球語と漢字の関係

沖縄の地名は琉球語の読みに漢字を当てたものが大部分です。漢字の意味は琉球語の意味とは関係なく、あくまで音を写したものです。この点は北海道のアイヌ語地名と共通しています。

よく使われる琉球語

琉球語意味地名での読み方の傾向
グスク「城」と書いて「グスク」
ハマ「浜」はそのまま
カワ川・井戸「川」と書いて「かわ」「がわ」
ムラ「村」と書いて「そん」「むら」

那覇市周辺

地名読み方所在地由来・解説
那覇なは那覇市琉球語「なーふぁ」から
首里しゅり那覇市琉球王国の王都
南風原はえばる南風原町南風(はえ)の吹く原
豊見城とみぐすく豊見城市豊かな見晴らしの城
北谷ちゃたん北谷町琉球語「ちゃたん」に由来
西原にしはら西原町琉球語で「北の原」の意味

「南風原」は「はえばる」と読みます。「みなみかぜはら」でも「なんぷうばる」でもなく「はえばる」です。「南風」を「はえ」と読むのは琉球語の特徴で、南から吹く温かい風を「はえ」と呼んでいました。

「豊見城」は「とみぐすく」と読みます。「城」を「グスク」と読むのは琉球語の特徴で、グスクは琉球時代の城塞を意味します。

「北谷」は「ちゃたん」と読みます。漢字からは全く想像できない読み方ですが、琉球語の地名がそのまま残っている例です。米軍基地が所在し、アメリカンビレッジなどの商業施設でも知られています。

中部地域

地名読み方所在地由来・解説
読谷よみたん読谷村琉球語「ゆんたんざ」から
嘉手納かでな嘉手納町琉球語「かでぃな」から
具志川ぐしかわうるま市琉球語「ぐしちゃー」から

「読谷」は「よみたん」と読みます。「よみだに」ではなく「よみたん」です。読谷村は沖縄本島中部の西海岸に位置し、やちむん(焼き物)の里として知られています。

北部地域

地名読み方所在地由来・解説
国頭くにがみ国頭村国の頭(北端)の意味
今帰仁なきじん今帰仁村琉球語「なちじん」から
金武きん金武町琉球語の地名に漢字を当てたもの

「今帰仁」は「なきじん」と読みます。日本の難読地名の中でもトップクラスの難読度を誇る地名です。今帰仁城跡は世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つで、桜の名所としても有名です。

「金武」は「きん」と読みます。「きんぶ」ではなく「きん」です。タコライスの発祥の地として知られています。

南部地域

地名読み方所在地由来・解説
糸満いとまん糸満市琉球語の地名に由来
具志頭ぐしちゃん八重瀬町琉球語「ぐしちゃん」から
喜屋武きゃん糸満市琉球語の地名に漢字を当てたもの

「喜屋武」は「きゃん」と読みます。漢字3文字で「きゃん」という短い読みになるのは琉球語地名の特徴です。沖縄戦の激戦地として知られる喜屋武岬があります。

「具志頭」は「ぐしちゃん」と読みます。現在は八重瀬町の一部ですが、この地名は琉球語の音をそのまま残した典型的な例です。

まとめ

沖縄県の琉球由来の地名は、本土の漢字の読み方からは想像できないものが大半を占めています。「今帰仁(なきじん)」「北谷(ちゃたん)」「南風原(はえばる)」「喜屋武(きゃん)」などは、琉球語の音に漢字を当てた結果生まれた独特の読みです。これらの地名は琉球王国の文化と言語が現代まで受け継がれている証といえるでしょう。

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