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岡山県の難読地名20選

難読地名 岡山県 中国地方 備前 備中
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岡山県は備前、備中、美作の三国にまたがる県で、古くから山陽道の要衝として栄えてきました。瀬戸内海に面した港町の地名から山間部の集落名まで、読みにくい地名が各地に残っています。ここでは岡山県の難読地名を20個紹介します。

県南部(備前地域)

地名読み方所在地由来・解説
西大寺さいだいじ岡山市東区西の大寺に由来
備前びぜん備前市古代の備前国に由来
閑谷しずたに備前市静かな谷の意味
牛窓うしまど瀬戸内市牛が窓から見えた伝説
日生ひなせ備前市日が生まれる場所の意味

「閑谷」は「しずたに」と読みます。閑谷学校(しずたにがっこう)は1670年に岡山藩主池田光政が創設した藩校で、現存する世界最古の庶民のための学校建築として国宝に指定されています。

「牛窓」は「うしまど」と読みます。「日本のエーゲ海」と呼ばれることもある瀬戸内海の景勝地で、オリーブ栽培でも知られています。神功皇后が牛鬼を退治した際に牛が窓から転がり落ちたという伝説が名前の由来です。

県中部(備中地域)

地名読み方所在地由来・解説
倉敷くらしき倉敷市倉を敷き並べた場所の意味
児島こじま倉敷市かつては島であった児島半島
玉島たましま倉敷市玉のように美しい島
総社そうじゃ総社市備中国の総社に由来
高梁たかはし高梁市高い梁(はり、橋)の意味
成羽なりわ高梁市「鳴り羽」に由来する説
井原いばら井原市茨(いばら)に由来

「高梁」は「たかはし」と読みます。「たかはり」ではなく「たかはし」です。備中松山城がある城下町で、天空の城として知られる雲海に浮かぶ山城の姿で注目を集めています。

「成羽」は「なりわ」と読みます。成羽川沿いの集落で、吹屋ふるさと村(ベンガラの町並み)が有名です。

県北部(美作地域)

地名読み方所在地由来・解説
美作みまさか美作市古代の美作国に由来
津山つやま津山市津(渡し場)のある山
勝山かつやま真庭市勝った山の意味
蒜山ひるぜん真庭市蒜(ひる、ネギ科植物)が生える山
奈義なぎ奈義町那岐山に由来
西粟倉にしあわくら西粟倉村粟の倉がある場所の西側
久世くせ真庭市「久米」に由来する説
英田あいだ美作市古代の英田郡に由来

「蒜山」は「ひるぜん」と読みます。蒜山高原はジャージー牛の放牧で知られるリゾート地です。「にんにくやま」と読んでしまいそうですが、「ひる」は古語でネギやニラなどを指す言葉です。

「英田」は「あいだ」と読みます。「えいた」や「はなだ」ではなく「あいだ」です。古代の英田郡に由来する地名で、美作市の旧英田町にあたります。

まとめ

岡山県の難読地名は「閑谷」「高梁」「蒜山」「英田」「牛窓」など、漢字の一般的な読みとは大きく異なるものが多く見られます。備前、備中、美作という三つの旧国の歴史が地名に色濃く反映されており、地名を通じて岡山県の多層的な文化を知ることができます。

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